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2010年01月10日

ついにベールが脱いだ!『ロビン・フッド(仮題)』


これがポスターです!

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
サボりがちであまりアップできませんが、どうか見守ってくださいませ。

リドリー・スコット監督+ラッセル・クロウ主演黄金コンビによる待望の新作『ロビン・フッド(仮題)』のベールがついに脱いだんです。

2009年08月08日

ついに日本公開!『3時10分、決断のとき』

昨日、待望の『3時10分、決断のとき』がついに日本公開されてさっそく初回に観てきました!
てっきりラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルのファンの方々がいらっしゃるとばかり思ったけど、中高年カップルや男性客だらけでしかも即日チケット完売の状態でした。
前日発売された雑誌キネマ旬報8月下旬号でも数ページもする特集があったか、色々の雑誌でも期待度が高かったかと伺えます。
それにしても都内にたった一つの上映なのは不満です。どうか、拡大されますようと祈ります。
私の方は前売券を8月4日にチケットカウンターへ行って座席券を引き換えたけど、既に一番後ろの列の席の半分以上は埋まっていました。それをみてファンが買い占めたかとばかり思い込んでしまったのです。

鑑賞する前日の朝に寝違えてしまい、首が右に回らなくてせっかく入手した一番後ろ列の一番端の席がかなり首に負担がかかり、観るのがつらかったです。でも、やっぱりラッセル・クロウは素敵でした。

2009年07月11日

ついに『3時10分、決断のとき』前売券が発売開始です!


上映予定の新宿ピカデリーに貼ってあったポスター



前売券と特典ポストカード

久々の更新です。
やっと上映する映画館が決定され、もしかしたら、前売券も発売されるのではと予想して新宿ピカデリーへ行ってきました。そしたら、やはりありました!もうすぐ8月8日日本公開です!楽しみです。

2008年10月26日

『ブーリン家の姉妹』

待望の歴史劇新作です。あの有名なヘンリー8世と、未来女王エリザベス1世の生母なるアン王妃とその心優しき妹の愛憎物語です。
ヘンリー8世扮するのはオージー俳優エリック・バナ、野心的で知的でカリスマ性溢れるアン王妃には恐らくハリウッド一の才媛ナタリー・ポートマン、姉とは正反対の控え目で愛情溢れるメアリーには『真珠耳飾りの少女』のスカーレット・ヨハンソンです。ライバル同士のぶつかり合う演技が最高です妹から王を奪い勝ち取って見下す微笑するナタリー・ポートマンには鳥肌立つほどでした。控え目ながら慈愛深い微笑するスカーレット・ヨハンソンも凄かったです。正にマンガ「ガラスの仮面」劇中「ふたりの王女」の姫川亜弓と北島マヤのぶつかり合う演技のそのものでした(知らない方々、ごめんなさい)
エリック・バナのヘンリー8世には『1000日のアン』のリチャード・バートンや『わが命つきるとも』のロバート・ショウ等歴代名優の名演技が忘れられなくて、物足りないと思いました。最初にラッセル・クロウにヘンリー8世オファーがあったそうで、彼の演技が凄く見たかったので、どうしてもエリック・バナとラッセルのマキシマスがダブって見えてしまい、しかたがありませんでした。
衣装デザインはとても素晴らしく、姉妹の性格がわかりやすく工夫されています。

『1000日のアン』のリメイク版があったら是非にラッセル・クロウが演じてほしいと思います。

『容疑者Xの献身』

日本語音声字幕付きがあると聞いてTOHOシネマズ川崎へ行ってきました。本編見る前にレオ+ラッセル+リドリー『ワールド・オブ・ライズ』の予告編が流れておりました。やっぱり大きなスクリーンで見た方がカッコイイと思いました。楽しみです。


以下ネタバレ注意です。


『容疑者Xの献身』は私の大好きな東野圭吾作品でもあり、2回も繰り返し読みました。そのせいか、まだ始まったばかりの石神登場と美しき母子登場には涙が止まりませんでした。原作を読んだ条件反射のせいなんだと思います。テレビドラマ版『ガリレオ』全編とスペシャル版『ガリレオ0』のように゛おバカな”編み出すポーズがないのが、よかったです。
もしも例のシーンがあったら、きっとムード壊して駄目になり、駄作になるところでした。
原作の「湯川学」のイメージでは佐野史郎なので、福山雅治だとイケメンすぎて不安はありましたが、テレビドラマで慣れて来て、もう完全に彼のそのものになってきたようです。原作になかったテレビドラマ版の創作人物・内海の紫咲コウは聞き役なので、いてもいなくても問題はありませんでした。

石神=堤真一じゃ、ちょっとイケメンすぎるではと思ったけど、猫背したり地味な衣装着たり数学者独特のイメージした話し方が工夫したらしく頑張っていました。美しき母親扮するのは『フラダンス』で大ブレイクされた美貌の松雪泰子で、なかなかよかったです。
長編である原作を短くまとまるのは難しいはずだが、『踊る大捜査線』シリーズなどに手掛けてきた映画プロデューサー亀山千広氏の手腕によってうまく出来上がっていると思います。
ずっと無表情だった石神が、あることで心の琴に触れたかのように号泣してしまうところには、やっぱりポロポロ泣けました。

2008年10月21日

『宮廷画家ゴヤは見た』

今日、会社帰りに観てきました。これで2回目になります。

オスカー男優となり旬なハビエル・バルデム、もうすぐ公開される『ブーリン家の姉妹』のナタリー・ポートマン、激動時代のスペインを目撃する画家ゴヤを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のステラン・スカルスガルド、『ブロークバック・マウンテン』に短い出演ながらインパクト強かった牧場主のランディ・クエイド等凄い顔触れでした。

以前にスペイン映画『裸のマハ』見たけど、ゴヤはベートーベンと同じ中途難聴者だったとは知らなかったです。今回の映画は正しく聴覚障害者を扱ってるので、同じ障害者として嬉しかったんです。劇中のゴヤはちゃんと手話通訳者同行なのが、素晴らしかったです。

以下ネタバレです。

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2008年09月15日

先行上映『ウォンテッド』

日本語音声字幕付き『グーグーだって猫である』を見終わった後、同じシネコンで先行上映『ウォンテッド』を観ました。
予告編を見る限りでは、まるでアンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイが主演かのように思われたが、違っていました。ジェームズ・マカヴォイが完全に主演映画でした。アンジェリーナはあくまでも共演として出演しただけでした。VFXの技術が目覚しく進歩し、おそらく最新の技術をつかってるらしく今まで見たことのない凄い映像になっていました。文芸系映画に出演することが多いジェームズ・マカヴォイは初めて本格的なアクション映画です。『ラスト・キング・オブ・スコットランド』では青年医者役らしくちょっと細い体でしたが、今回はかなり鍛えたらしくマッチョな肉体美を披露しています。最近シリアスな映画が多いアンジェリーナにとっても、久々のセクシーな暗殺者を演じています。しかし、せっかくセクシーな2人なのに、絡みシーンがなくて本当にもったいないでした。ひょっとして期待して鑑賞したお客様たちはがっかりしたのではないかと思います。(勝手な思い込みで失礼いたしました。)もっと書きたいですが、ネタバレになるので、この辺で止めときます。

『グーグーだって猫である』

私のもっとも大好きな「花の24年組」の漫画家の一人でもある大島弓子先生の自伝エッセイマンガ「グーグーだって猫である」の映画化です。「花の24年組」については、1949年(昭和24年)頃生まれで、少女マンガ歴史を塗り替えた偉大なる女流漫画家のことです。青池保子、池田理代子、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、木原敏江、山岸凉子、樹村みのり、ささやななえこ、山田ミネコたちです。大抵はマンガジャパンとかボランティアとかサイン会とか活躍なさっていますが、顔写真を公開せず、メルヘンチックな自画像(本当に似ているかどうかは怪しいですが)しか載せなくて、謎の漫画家の存在だったのは大島弓子先生です。私はかつて漫画家追いかけをやっていたけど、なかなか大島弓子先生には会ったことがありませんでした。

大島弓子作品の映画化は多くありますが、ご自身のエッセイの映画化はおそらく初めてかもしれません。違っていましたら、お許してください。大島の分身ともいえる“小島麻子”扮するのは、キョンキョン(もう死語か)こと小泉今日子だと聞いて、今までの自画像のイメージとは違って美人女優が演じるなんて驚きました。いや、実際には「花の24年組」は本当に美人ばかりなので、本物に近いかもしれないと思います。失礼なことばかりですみませんでした。

以下ネタばれです。

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2008年09月14日

『パコと魔法の絵本』

予告編を見て邦画離れで中島監督の独特の映像なので、ちょっと楽しみにしてきました。TOHOシネマズ錦糸町にて日本語音声字幕付きで上映されると聞いて駆けつけました。けっこう子供が多かったようでした。子供向けの映画とはいえ、監督の前々作『下妻物語』(予告編だけ本編は未見だが)や前作『嫌われ松子の一生』(DVD持っている)では、カラフルな映像美だが、グロイなところがあるので、ちょっと不安でした。小池の豊満な谷間胸とか、ヤンキーな土屋アンナの看護師姿には危なかったけど、子供たちは大うけだったらしく大丈夫みたいでした。ジャージを着たピーターパン気取りな上川隆也、横山ノック顔負けの奇抜な阿部サダヲ、ふがわりょうをしのぐ変なマッシュルームカットした加瀬亮など、今までのイメージとはかなり離れたキャラばかりでおかしかったです。映画デビューしたカナダと日本のハーフの天使のような愛らしい子役が登場するだけで、グロイなところがぱっと明るくなってしまうのが良かったです。頑固なくそじじいぶりを見事に演じきった役所広司も良かったです。正に中島監督ワールドへスリップしたような気分です。ハリウッドには遠く及ばないが、ファンタジーさにはCG映像もぴったりでよかったです。

2008年09月07日

『20世紀少年/第1章』

待望の映画化です!!!今日、日本語音声字幕付き『20世紀少年』を見たくてTOHOシネマズ川崎へ行ってきました。(新宿○ルト9にも字幕付き上映があるけど、ポイントカードがないので・・・)
リアルタイムにコミック「20世紀少年」を読んできた私にとって、日本での映画化にはちょっと技術面や演出力に不安がありました。蓋を開けてみると、原作のイメージを壊さず、そっくりなキャスティングや新しいVFXの素晴らしさを見て不安をぶっ飛ばしました。主人公たちの年代には私より一回り上ですが、「あしたのジョー」とか知っているマンガ世代なので親しみを感じました。大人役だけでなく、子役たちのキャスティングも大人になっても違和感が感じられないほど、そっくりなんです!!!さすが大作だけはありますね。今回は第1章、続編は来年1月に公開されるそうで、待ち遠しいです。


以下ネタバレです。

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2008年08月17日

『月世界の女』

戦後SF映画に強く影響を与えたドイツの巨匠フリッツ・ラング監督の最後の無声映画です。東京国立近代美術館フィルムセンターにて「生誕100年川喜多かしことヨーロッパ映画の黄金時代」という特集として名作が上映されています。『月世界の女』は1929年に製作され、まだ月面到達まで40年もあるというのに、かなりリアルでした。ロケット発射する前にカウントダウンがあったり、ロケットを倉庫から出してプールみたいな水の中に入れて発射したり、月面歩行用の厚底ブーツがあったり、無引力の為の釣り輪やベルトが船内に付けたりするシーンには驚異的でした。40年後のアポロ11号にソックリなんて凄すぎました。さすがドイツ宇宙開発団体を作ろうとした監督だけはあります。間違いなのは月に空気があるぐらいです。ロケットのドア開閉ぶりにはなかなかカッコよくて、『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号にも影響を与えています。女性宇宙飛行士なのも素晴らしかったです。
今まで『月世界の女』を見たのは、友人から借りたVHSやデジタルニュープリント版DVDですが、やはり劇場で見たほうがよかったです。技術的な面だけでなく、三角関係などの人間ドラマも見事に描いています。
おまけにヒトラーみたいなヘアスタイルまであって笑えます。もしかしてヒトラーも観て真似たではないかと勝手な想像してしまいました。

2008年08月16日

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

先行上映で観てきました。
大好きなシリーズですが、アニメにはあまり期待してませんでした。予告編を観た時も、ちょっとキャラクターデザインがイマイチだなと思っていました。(ピクサー社のCGアニメを見慣れてきたせいか)
実写版『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の間の空白エピソードで、私にとって非常に興味が深いので、観に行きました。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でもオビ・ワンの話によく登場するクローン戦争の話です。観るつれて、面白くて最後まで釘付けでした。思ったよりも悪く無かったです。いつもの配給会社20世紀フォックスではなく、ワーナーブラザース配給なんてちょっと意外でした。実写では出来なかったエピソードのすべてを上映して欲しいなと思います。ジョージ・ルーカス監督の話によりますと、元々スター・ウォーズのエピソードは全部で9つがあるそうで、エピソード7以降のストーリーも凄く気になります。あらゆる作家によって書かれた後日談小説を読んできましたけど、やはり映画化されて欲しいです。ハン・ソロとレイア姫が結婚して双子の子が生まれたり、ルークがジェダイの学校を再び創立したり、色々なことがあるので・・・。

2008年08月05日

帰らない日々

会社帰りに映画館へ駆けつけました。
かつて『秘密の絆』で共演したホアキン・フェニックスとジェニファー・コネリーが再び共演しています。監督には『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ監督が勤め、きっとヒューマニズムな内容ではとイメージがありました。ひき逃げによる息子を失う夫婦、ひき逃げしてしまった男とその息子と元妻の織り混ぜてそれぞれの苦悩を描いています。
それにサスペンス性も含まれ、静かながら、まあまあよかったです。
2人ともかつてラッセル・クロウと共演してたので、きっとラッセルのことの噂話でも盛り上がったのではと勝手ながら想像しています。


以下ネタバレです。

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2008年06月14日

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』先行上映

前作『インディ・ジョーンス/最後の聖戦』以来19年ぶりの続編です。近所のシネコンにて観てきました。
長く待たされただけであってか、カウボーイ帽子を被って登場するシーンには胸がいっぱいになってしまいました。
それに『レイダース/失われた聖壇(アーク)』のマリオン(カレン・アレン)が久々に登場され、ちょっとした同窓会の状態になっていました。後継者かと思われるシャイア・ラブーフが加えて、お約束のドタバタシーンがオンパレードでした。テレビドラマ「ヤング・インディ・ジョーンズ」を観ていた方なら、わかるところがあって笑えました。ま、最高には及ばないが、久しぶりなので、楽しめました。以下、ネタバレになるといけないのでここまでにします。

2008年04月17日

『王妃の紋章』

チャン・イーモウ監督の新作中国映画『王妃の紋章』を観てきました。邦題を見て一瞬細川智栄子マンガ「王家の紋章」(今まだ連載中で新記録更新中)かと思っちゃいました。原題はもちろんかなり違うようでした。『王妃の紋章』は本当に金ピカで超ゴージャスなオペラのような超大作です。今まで見たことの無い黄金時代の唐王時代の滅亡物語です。いや、20世紀FOXの屋台骨を揺るがした超大作で失敗作といわれた『クレオパトラ』に匹敵する派手なものでした。
さすが大作だけであってか、中国語圏から召集された超大物キャストとスタッフでした。今年オスカー衣装デザイン賞ノミネートされ、チャン・イーモウ監督は今年の北京オリンピックの総合ディレクターに選ばれ、まるで宣伝の為の作品のようでした。
単なる歴史絵巻に終わるかと心配だったけど、それが杞憂でした。
あの『紅いコーリャン』を初め、私の好きなチャン・イーモウ監督の“赤の時代”の本質とは変わらず、王族の愛憎劇を巧みに描き、素晴らしい映画でした。かつて監督のパートナーだったコン・リーはさすがハリウッド映画進出しただけであって、演技が巧かったです。チョウ・ユンファもすっかり貫禄がついてカリスマ性があふれていました。アクションの面も熟練らしく素晴らしかったです。
私は実際に北京にある故宮を見たことがあるので、ほぼ同じ位の規模に建てられるのにビックリしました。かなりお金をかけたでしょう。今では老朽され、色褪せた故宮と違って、生きた唐王時代の艶やかな宮殿なのです。衣装も手作りされたかと思わせる贅沢な刺繍され、本当に美しかったです。エキストラも大国である中国だからこそ、ものすごい数でした。もう、肝が抜かれました。『グラディエーター』のダイヤモンド隊形の戦法シーンと思わせるところがあって思わずニンマリしてしまいました。

2008年02月01日

待望の日本公開~!『アメリカン・ギャングスター』

待ち待った本日は封切日です。
全国ロードショーなので数々の映画館があるけど、迷って会社の帰りに間に合う近くのシネコンにしました。映画の日のせいか、そのシネコンの中で一番大きなスクリーン413席のうちに半分以上は埋まっていました。前売り券は前に書いたように持っていますが、もったいないので、映画デーの価格にしました。

私にとって今回は2回目になりますが、ラッセルばかり目が行ってしまいました。
役柄が女たらしとはいえ、ラッセルはやっぱりセクシーです~!!!もっとやって~と言いたくなります。
『インサイダー』は奥さんとのブチュ~!とだけで、『グラディエーター』は元カノのルッシラ姫との熱いキス、『プルーフ・オブ・ライフ』では公私混同の為、ラブシーンはカットされ、たった一回だけのディープなキス、『ビューティフル・マインド』は爽やかなキスシーンがあるが、のちは病気の為に妻からの欲求を拒む、『マスター・アンド・コマンダー』は男社会のみの為、ロマンスはなし、『シンデレラマン』は夫婦愛は凄いかもしれないが、当たり前かのように見えた、『プロヴァンスの贈りもの』はやっとロマンチックなラブシーンがありました。だから、今回はやっとだと言いたくなります・・・。あと1回は別の劇場で観たいと思います。

2008年01月19日

『Mr.ビーン/カンヌで大迷惑?!』『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』『シルク』

今日、ラッセル・クロウの巨大なアメリカン・ギャングスターポスターを観たくてユナイテッドシネマ豊洲へ3本映画を観に行きました。

★『Mr.ビーン/カンヌで大迷惑?!』
映画版10年ぶりに帰ってきました。歳月を感じられない位、ギャップはありませんでした。
相変わらずセリフが少なくて珍行動ぶりが爆笑しました。やっぱり天才です。
テレビ版で毎度御馴染みの生牡蠣食いネタが出て懐かしく思えました。多国籍の大物のスターが登場され、感激してしまいました。おまけに『プロヴァンスの贈りもの』に出たインチキっぽいワイン鑑識士役を演じたフランスおじさんが出ました。

★『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』
オスカー呼び声の高いテイム・バートン監督&ジョニー・デップの白塗りシリーズ最新作です。
テイム・バートン監督の得意のブラックにミュージカルを取り入れ、試みが成功したのであろうと思います。ブラックな映画は見慣れているので(けっこう好きですが)、あまりハッとしたとは思えませんでした。
鬼気迫るジョニー・デップの演技は素晴らしいですが・・・。ま、けっこう面白かったです。
血しぶきの苦手な方はお止めしたほうがいいかと思います。

★『シルク』
日本俳優が登場するので、日本語音声に日本語字幕はないかなと不安でしたが、本当に完全に字幕がついていてバリアフリー映画です。
『ラストサムライ』や『SAYURI』に比べてかなり日本文化が改善されています。『ラストサムライ』では髷の形が間違いだらけでしかもタオルを拭くシーンが見られおかしかったです。今回はちゃんと手ぬぐいがあってよかったです。それにしても出番が少ないながら中谷美紀の存在感の或る演技が光っていました。主演マイケル・ピットはどう見ても若き日のレオナルド・ディカプリオとダブって見えてしかたがありませんでした。キーラ・ナイトレイの演技は気のせいか、マンネリっぽく見えました。

2007年11月17日

待望の『ブレードランナー ファイナル・カット』公開!


夜8時半頃の新宿バルト9の内部(ブレランファンがいっぱい!)


『ブレードランナー ファイナル・カット』のポスター(すごく欲しい!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『スターウォーズ特別編』などのポスターを手掛けたドゥルー・ストゥルーザン氏のイラストです。ずっと前にドゥルー・ストゥルーザン氏の版画展の時に会ってサインを貰ったことがあります)残念ながら、ブレラン関連のグッズとプログラム販売はありませんでした。

待ち待った敬愛するリドリー・スコット監督の傑作『ブレードランナー ファイナル・カット』を観てきました。
日本の2ヶ所(大阪の梅田と東京の新宿)限定にてDLP方式で上映されました。(17日から30日まで14日間のみ)本当は昨日の前夜祭に参加するつもりでしたが、ぴあチケットにて即時完売の為にいけませんでした。来月14日に発売される】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム(5枚組み)に合わせて特別上映イベントです。
1992年劇場で観た『ディレクターズカット/ブレードランナー最終版』とほぼ同じ編集で少しだけ未公開シーンが追加されました。デジタルでかなり綺麗な画質に改善されました。
私はアメリカ試写会版を除いて劇場公開版(地上波アナログ放送とビデオで)、ディレクターズカット版(最終版)、ビデオ完全版、そして今回のファイナル・カット版ですべてのバージョンを観たことになります。
劇場公開版は上の命令で不要なナレーションとスタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』とそっくりな空撮シーンがあって、監督本人も主演ハリソン・フォードも不満があったそうです。
ディレクターズカット版では、その不要なナレーションとラストシーンをカットしてハリソン・フォード扮したデッカードの正体は・・・・と明らかするユニコーンの夢と折り紙が追加されました。
今回のファイナル・カット版は、ブースの中の覆面の踊り子シーンが追加され、デッカードの目にもレプリカントの特徴のオレンジ色発光がありました。客層を見ると、『プロヴァンスの贈りもの』(中高年の上品そうな客が多かった)と違って、リドリースコットSFファンとかスターウォーズファンと思われるマニアックっぽいな方々ばかりでした。そういえば、私もリドリーおたくとスターウォーズおたくでもあるんだから、同類か・・・。『ブレードランナー ファイナル・カット』を改めて見ると、やっぱりハリソン・フォードは若くてセクシーだなあと惚れ直しましたわ。『グラディエーター』にはブレランの要素が多く含まれていましたけど、『プロヴァンスの贈りもの』にもブレランパロディーが多くあるのを思い出しました。例えば、ラッセル・クロウ扮したマックスは泥プールで潜ってテニスボールを目玉のように翳すところは、ルトガー扮したレプリカントがふざけて目玉めがねをかけているシーンとそっくりでした。もしも『ブレードランナー』がなかったら、『グラディエーター』は生まれなかったと思います。

2007年11月10日

『アメリカン・ギャングスター』ポスター

先週に続けて他のシネコンでも『アメリカン・ギャングスター』のでっかいポスターがありました。凄く欲しいだと思いました。ピンボケで失礼いたしました。


2007年11月03日

『アメリカン・ギャングスター』チラシ入手!

行きつけの近所のシネコンにて入手しました。新作チラシがないかなとフッと見ていたら、なんとリドリー・スコット監督の超大作『アメリカン・ギャングスター』のチラシがありました!!!かっこよくて興奮してしまいました。何だかデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが2人の主演って感じでした。

チラシの表

チラシの裏

2007年09月01日

『デス・プルーフ in グラインドハウス』

『シン・シティ』以降久々のクエンティン・タランティーノ監督の新作です。映画オタクな監督らしい往年のB級映画パロディー満載の映画です。しかも、わざとノイズやゴミをつけて古いフィルムを見せかけています。彼のファンだった昔のSF映画名作『遊星からの物体X』のカート・ラッセルを主演して、共演の女優たちは超有名ではないけど、私生活の肉親には超有名スターばかりなのが、心憎いキャスティングしたなあと感心してしまいました。脚線美をもつアフリカ系美女の実父はなんとオスカー男優のシドニー・ポワチエ、運転する友達役の美女の実母もあのスーパーナイスバディーを持った『チャーリーズ・エンジェル』(もちろん昔の方)のシェリル・ラッドと祖父には『シェーン』のイケメンなカウボーイのアラン・ラッド、後編に登場する女優の卵役の美女の遠縁は『裸足の伯爵夫人』『渚にて』のエヴァ・ガードナーに当たるそうだからビックリしましたわ。初めのシーンは若い女性たちのおしゃべりや男とのやりとりなどは本当に平凡かのように見えて、退屈そうな感じでしたが、私はタランティーノ監督のことだから、いきなり何かが起きるだろうとドキドキでした。やっとスターのカート・ラッセルが登場され、次の展開を予測することが出来ませんでした。確かに監督の意図的にB級的な仕上げてるが、ビックリの結末が待っていました。最高だと言えないが、退屈そうに見えても見逃すまいと必死でした。

2007年08月31日

『プロヴァンスの贈りもの』8回目

また新宿ガーデンシネマにて観てきました。さすが観客は少ないけど、普通の映画に比べてまあまあ多めでした。ワイン栽培人デュフロって本当にワイン畑を心こめて育てたんだと感心しました。なぜかといいますと、愛犬タチがデュフロを追いかけて農薬を被られても大丈夫のようなので、きっと無害な農薬を撒いて、鶏のフンを肥料として土にかけているんだから、健康でおいしい葡萄を作ってるんだなあと思いました。

もっと通いたいなあと思って、映画館の係員に聞いてました。そしたら、9月14日まではスクリーン1(大きめの劇場)で上映されるが、9月15日以降はスクリーン2(56席)に移って上映する予定だそうです。しかも、終了は未定だそうです。嬉しいですわ!

2007年08月28日

『プロヴァンスの贈りもの』7回目

2年前『シンデレラマン』をたったの4回だけ観て、自分の中のラッセル・クロウのファンとして失格かなと思うと落ち込んでいました。ボクシングトランクス姿を見てもあまりセクシー感じられなくて・・・。夫婦愛の素晴らしさがあっても「萌え!」までには行きませんでした。でも、凡作だと言われてる『プロヴァンスの贈りもの』を観て、ベタ惚れしましたので、やはり私の中のラッセルファンは健在だと再確認できて嬉しかったです。時々、マキシマスの表情がするので、見るだけでも興奮してしまいました。リドリー・スコット監督+ラッセル・クロウコンビは何回でも観ても飽きないと思います。でも、もうすぐ公開が終わりそうで、さびしいです。

2007年08月26日

『プロヴァンスの贈りもの』6回目

今回はTOHOシネマズ川崎まで足を伸ばして行って来ました。
200人ぐらいの席にほぼ70パーセントぐらい埋まっていました。何回も重なってみれば観るほど、新しく発見するので、面白くてしょうがありません。ラッセル・クロウ扮したマックスが土をすくって匂いを嗅いだのは葡萄の樹の下ではなく、バラの木の下の土でした。それが鶏のフンだったというオチが爆笑ものでした。

『ラッシュアワー3』

ジャッキー・チェンが好きだからではなくて、真田広之が久々の本格的なアクションをやるそうだから、観たくて観に行きました。やっぱり真田広之はアクションによく似合いますわ!身軽で、エッフェル塔での決闘は最高で見ものです!!今年にフランスへ行ったばかりなので興奮しましたわ。
『ヘヴンズ・バーニング』でラッセル・クロウと共演した工藤由貴も変な中国人役として出てビックリしました。怖い姉御役によく似合いました(汗)。

2007年08月25日

『シッコ』

『ボウリング・フォー・コロンバイン』と『華氏911』以来3年ぶりのマイケル・ムーア監督の待望の新作です。今度は医療問題を取り上げていました。キャッチフレーズ「ひとごとではありません」通り、本当にとても身近な問題です。医者が患者の医療を避けるほど、報酬が高くなるおかしなアメリカの医療保険の事情でした。カナダもイギリスもフランスもアメリカの敵視してる隣国のキューバさえも、皆国民保険を十分に受けているのです。なのに、経済大国というべきアメリカは保険加入されない国民に対してはあまりにも冷酷なのです。加入されないと言って十分に医療を受けられないのは、ちょっと分かるが、加入していても事前に認可をうけてるか、いちいち細かく審査して治療を拒否するなんて理解は出来ないです。
あの911事件の英雄たちの今は呼吸系の病気に冒され、苦しんでいるというのに、国から何も支援を受けてないとは・・・。マイケル・ムーア監督は昔のアメリカが敵視していたキューバへ彼らを連れて病院に行ってみると、手厚く治療を受け、ケアまで十分にやってくれたのです。キリスト教国でもないキューバの隣の人への親切振りにはただ絶句するばかりでした。
私も医療の一部負担なのは当たり前かのように受け止めていたけど、日本の医療はフランスやイギリスやカナダに比べて劣り、アメリカとそっくりになりつつあるのにショックでした。マイケル・ムーア監督のような大胆でメスを入れることの出来る勇敢な日本人監督はいないでしょうか???

『Life 天国で君に逢えたら』

若くして世を去ったプロウィンドサーファーの飯島夏樹と妻と家族の物語です。
確かにワールドカップでの優勝やガン闘病した夏樹が凄いけど、もっと凄かったのは彼を支えた妻・寛子です。普通の女性ならとっく昔に逃げてたはずなのに、寛子は家賃を払えず追い出されてテント暮らしだろうと野宿だろうと耐えてついていけたんです。競技での成功後の夫の不在の中で細腕で4人の子供たちをハリケーンから守りゆく寛子の姿が涙のものでした。さらに夫の夏樹は不治の病に冒され、精神的にも不安定でも、耐え支え続けたんです。夏樹扮するのはちょうど同じ年の大沢たかお、寛子を演じるのはテレビドラマで大活躍中の伊東美咲です。大沢たかおの容貌が本物と瓜二つでした。

2007年08月24日

『プロヴァンスの贈りもの』5回目

TOHOシネマズ錦糸町での上映が最後だということで駆けつけました。思ったよりも結構混んでいました。それならもっと延長して欲しいなあと思います。(ポイントとマイレージがたまるのでとてもお得な劇場です。)ラッセル・クロウファンサイトのdaifuku様のBBSにてこの映画の話が盛り上がっており、再確認したくて観に行ってしまいました。いや、スクリーンでのラッセルに会いたくて・・・。
気がつかなかった場面を次々と発見して楽しくてしょうがありませんでした。
観れば観るほど、味わいが深くなっていくので止められませんわ・・・。でも、もうすぐ上映が終わりそうで、残念です。

2007年08月19日

『プロヴァンスの贈りもの』4回目

また観てきました。やっぱり癒されましたわ。時々マキシマスの表情になるところがあって、ドキッとしましたわ。『ハーケンクロイツ/ネオナチの刻印』のハンドーのミルクラッパ飲みパロディーまであって思わず笑えました。すぐに栽培人の奥様に注意されてるのも微笑ましいです。

『夕凪の街 桜の国』

日本語字幕付きで観てきました。かなりマンガ原作に忠実に映画化されています。
特に広島原爆を被爆した若い女性を演じた麻生久美子が一番健気で美しかったです。もっと長く出番して欲しかったなあと思います。もう一つの主人公は現代の若い女性で田中麗奈が演じるが、やや影が薄かったような気がしました。原爆に直接的な描写がなくても、さりげなくケロイドだらけな女性たちが入浴するところを映るのが凄いです。それだけでももう十分に大変さが分かります。へんな偏見により苦しみ続ける子孫たちの姿には胸がいっぱいになります。とても他人事とは思えませんでした。もっと大勢の方にご覧になってほしい作品です。他に原爆については映画『黒い雨』『この子を残して』、マンガ『はだしのゲン』も必見だと思います。

2007年08月18日

『酔いどれ詩人になるまえに』

マット・ディロンは『クラッシュ』で貫禄のついた警官を怪演してオスカーノミネートされたのは記憶新しいが、やはりこの作品の方が遥かに素晴らしかったです。働いてもすぐにサボって酒を飲んでしまう駄目な自称作家なのに、憎めなくて、応援したくなります。どうなるかと最後まで目から離れなくてドキドキでした。切れても切れない仲の彼女を演じるのは故リバー・フェニックスと共演した『恋のドッグファイト』のリリ・ティラーです。他にはやはり演技派のマリサ・トメイなど曲者ぞろいでした。かつてYAスターだったマット・ディモンなんて忘れてしまうぐらいでした。

2007年08月17日

2回目『レミーのおいしいレストラン』

また観てきました。やっぱり最後には泣けましたわ。
とても子供向けとは思えないわ。大人向けのアニメです。

2007年08月16日

『ブラッド』

遅まきながら、ラッセル・クロウのインタビュー記事とフォトが載せている映画雑誌フリックスを買って読んでみました。そしたら「スクリーンで気になるイイ男」に、あの『マスター・アンド・コマンダー』でラッセル・クロウ扮した艦長といつも一緒に行動する笑顔が爽やかな副艦長役を演じたジェームズ・ダーシーを取り上げていました。『ブラッド』出演してると初めて知り、駆けつけました。
血しぶきホラー映画だと知ってるが、彼が出てるとは知りませんでした。怖い映画だと聞いてるが、それほどあまり怖くありませんでした。血まみればかりでした。せっかくホラーアクション映画ですから、もっと工夫をこらして作って欲しかったなあと思います。いつも綺麗でセクシーな中国系スターであるルーシー・リューは今までのイメージを変えて復讐する正義感の強い吸血鬼をかっこよく演じました。美女を次々と襲い、血を吸い殺す冷酷な悪役の吸血鬼を演じるのはジェームズ・ダーシーです。
『マスター・アンド・コマンダー』(一流映画)→『ドット・ジ・アイ』(サスペンス映画、ガエル・ガルシア・ベルナルと共演)→『エクソシスト・ビギニング』(若き日の神父の始まり物語。)→『ブラッド』
何だか、だんだん映画の質が落ちていくみたいで、悲しいです。もっといい映画に出て欲しいなあ・・・。

2007年08月12日

『プロヴァンスの贈りもの』3回目


前身・新宿文化シネマから新宿ガーデンシネマに生まれ変わった!


プロヴァンスの贈りもののキャンペーンコーナー


新宿ガーデンシネマの向かい側にある伊勢丹デパート新宿店の地下にて入手した映画オフシャルワイン「シャトー・ヴィニュロー・ロゼ」

今日も3回目『プロヴァンスの贈りもの』を観てきました。前の新宿文化シネマから新宿ガーデンシネマに生まれ変わり、綺麗な劇場になりました。こちらでもやはり中高年の客層が目立ち、結構混んでいました。ワイン試飲プレゼントがパンダ寄せになってるせいかもしれませんが、あいにく私の見た回ではなく、次の回の客の先着限定でした。やけになって帰りに向かい側の伊勢丹デパートの地下に寄って映画オフシャルワインのロゼを買ってしまいました。

重なって映画を観れば観るほど、いい味が染み込んできたような快いでした。

以下ネタばれです。

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『西遊記』

大人気のテレビドラマ『西遊記』の劇場版です。劇場版だけであってか、本物の中国の遺跡にてロケされVFXも規模が大きいでした。メンバーはテレビ版と同じでした。日本語字幕つきなので、聴覚障害者の児童を連れてご覧になられた方が多くみられました。
悪役として登場された鹿賀丈史と岸谷五朗はやはり舞台俳優だけであってか、コスチュームによく似合っていました。作品の出来栄えは最高とはいえないけど、まあまあという程度でした。笑う子供がいらしたので、子供受けは良いかと思います。

2007年08月11日

『ブラインドサイト~小さな登山者たち~』

世界初盲人エベレスト登頂成功したエリック氏を招いて、チベットの盲人学校「国境なき点字」の生徒6人と世話人たちのヒマラヤ山脈登山するドキュメンタリー映画です。
去年チベット旅行でラサのポタラ宮へ行ったばかりなので、映像が出て感激してしまいました。
チベット人によるの盲人への差別があり、前世に悪い行いがあったから盲人に生まれ変わりだかkらといって憐れみを感じていたようでした。ドイツからやってきた盲人女性とそのパートナーが家庭の中に閉じこもれた盲人の児童たちを引き取って語学や点字を学ぶ施設を設立したのであります。そのパワーに圧倒されるばかりでした。ドイツ女性は生徒たちに希望を与えようとしてエベレスト登頂成功した盲人アメリカ登山家へメールを出してエベレストへ登らせようとお願いしたのであります。それも驚異的でした。
まったくの素人である子供たちは自分の存在をチベット人たちに知らせようとして立ち上がりました。
エベレストのすぐそばにあるラクパリ標高約7000メートル(私の行ったチベットの最高の標高は5000メートルぐらいでした)を目指して登ろうとしていました。健常者の登山家でもエベレスト登頂直前に20パーセントは命を落とすぐらいだから、凄すぎました。頭痛や吐き気といった高山病を患うと命が危ないのです。がんばって登ろうとした子供たちの健気には胸がシーンとしました。本当に元気を貰いました。

2007年08月08日

『天然コケッコー』

日本語字幕付きだと聞いて渋谷シネアミューズ(ラッセル・クロウ&工藤夕貴主演『へヴンズバーニング』上映されたゆかりのあるミニシアター系です。)に駆けつけました。最初はシネマライズまで間違えて駆けつけたのが違う映画だったので焦ってしまいましたが、何とか間に合いました。ああ、ドジでした。
大昔、小さい時に読んだ少女マンガ「糸のきらめき」のくらもちふさこ先生が原作になっていて、映画化には凄く興味がありました。(この映画の原作コミック今まだ読んでないが・・・)

ある日、田舎の6人だけの小中学校に東京からイケメン転校生がやってきて、田舎の風景に繰り広げる人間関係の模様と小さな恋物語です。本当にピュアで心の洗濯になります。上手く脚色されて、凄くよかったです。おもらしちゃった小学1年生の女の子の下をさりげなく拭いてパンツを洗濯する中学生の女の子たちの姿が今には見られなくて(特に都会)素敵でした。ケンカしていてもすぐに仲直りしたり、上下の差を意識せず皆仲良く登校したり、海水浴したりするなんて、昔のちばてつや先生のコミック「島っ子」を思い出します。イケメン転校生を演じるのは、テレビドラマ放送中の「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」の岡田将生です。日本人離れしたルックスや容貌が、私の小さい頃のアイドルだった『小さな恋のメロディー』のマーク・レスターを彷彿します。(ご存知の方はおそらくいないでしょう・・・)
そのイケメンの外見は大人っぽくて洗練したクールだが、主役の女の子にチューするのに一苦労したり、その弟としゃれたり、本当に子供っぽいところがあって可愛いでした。コミックから上手く脚色していて、素晴らしかったです。ハリウッドの永遠の名作『スタンド・バイ・ミー』のような貴重な思春期のきらめきがありました。

2007年08月04日

『オーシャンズ13』

前々作、前作に続いて今回でも超豪華なキャストによるの映画です。
『シー・オブ・ラブ』のコンビのアル・パチーノとエレン・バーキン(あの変則的で濃厚なラブシーンが印象的!)が加えて、シリーズ最高潮を迎えました。ジュリア・ロバーツとキャサリンゼタ=ジョーンズが出なくてファンとしてはちょっと残念でした。
相変わらずジョージ・クルーニーの人脈で集めたお友達ムードでワイワイと騒がしています。
今回も変な変装でした、その中で凄かったのはジミー大西にそっくりなマット・ディモンが付け鼻して二枚目気取りするところです。鼻が高すぎてシャンペンを飲めないシーンが爆笑のものでした。
深く考えないで結構楽しめました。

『トランスフォーマー』

ラッセルクロウファンサイトにて若き日のラッセル似だと話題になってるシャイア・ラブーフ主演映画です。
確かにラッセル・クロウに似ていました。顔立ちと後姿が特にです。
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の下でヒットメーカーであるマイケル・ベイ監督の夢のコンビ作品です。今まで見たこと無い映像だと豪語されてるようですが、小さい時から和製の合体ロボットのテレビアニメや映画を観てきた私としては目新しいとは思えませんでした。ロボットデザインをどう見ても一昔のガンダムによく似ていて、少し時代遅れに見えました。夏休み公開中のポケモンのロボットの方がはるかにカッコイイだと思います。デザインの話を別にしても、ストーリー全体的にはティーンエージャー向けというよりももっと幼い感じでした。自国自慢で申し訳ないけど、やはり日本の作品の方がレベル高いかと思います。確かにハイテックなVFXはアメリカのほうが上ですが・・・。
余談になるが、主演を演じたシャイア・ラブーフは今度インディ・ジョーンズの息子役に決定され、すっかりスピルバーグ監督の秘蔵っ子になりつつあります。

ついに日本劇場公開!『プロヴァンスの贈りもの』


恵比寿ガーデンシネマにて

待ち待った日本公開です。本来なら20世紀FOX配給の今年の春に公開されるはずでした。色々があって角川映画配給に変わり、やっと公開されました。中高年の客層をターゲットした宣伝活躍の効果があってかほぼ満席でした。角川映画さん、お疲れ様でした。
その後、劇場のすぐそばにあるワイン専門店でも映画の図柄になってるワインが置かれていました。ロゼが欲しかったけど、あいにく赤ワインしか置いてなくて残念でした。

2007年08月03日

『リトル・チルドレン』

今年アカデミー賞主演女優賞と助演男優賞ノミネートされた話題作です。
主演には『タイタニック』のケイト・ウィンスレット(主演女優賞ノミネート)、共演には『オペラ座の怪人』のパトリック・ウィルソン、『ビューティフル・マインド』のジェニファー・コネリー、『オール・ザ・キングスメン』のジャッキー・アール・ヘイリー、『トゥルーマン・ショー』のノア・エメリッヒなどです。トッド・フィールド監督は今回で長編2作目だが、前作には『イン・ザ・ベッドルーム』(2001年)は多数のオスカーノミネートされてるんだから恐るべき方です。監督は元々俳優として活躍し、スタンリー・キューブリック監督の遺作『アイズ・ワイド・シャット』で秘密結社の儀式を見たというピアニスト役を印象的に演じていました。
タイトル通り、見かけはインテリな大人ばかりだが、行動や心は子供と言うテーマです。
監督の意図的に俳優を選んだかと伺えます。ほぼの出演は子役でも活躍した方ばかりです。
ジャッキー・アール・ヘイリーはどこかで見たことがあるが、何だか懐かしい瞳がするなあと思ったら、ナントあの『がんばれ!ベアーズ』(1976年)で天才子役ティアム・オニールを乗せたバイク少年だったです!!!さらに『ヤング・ゼネレーション』(1979年)で主役の一人を演じた方というんだから、今の変わり果てた(失礼!)姿から見るととても同一人物とは思えませんでした。
何かもストーリーが面白く、最後まで目が釘付けでした。本当にいい映画でした。
パトリック・ウィルソンは『オペラ座の怪人』では失礼ながらもカッコいいジェルラルド・バトラーに比べて主役なのに影がうすくて、『アラモ』でも性格派ビリー・ボブ・ソーントンに負けているし、『ハード・キャンディ』でもサイコな少女に振り回されるなさけない中年男を演じており、正統的な二枚目なのに目立たなかったが、今回は本来の美しさが全開していました。美貌のジェニファー・コネリーに比べてコンプレックスだらけな主婦スタイルしてるケイト・ウィンスレットは愛らしく演じて、素晴らしかったです。凄く共感を持ていました。

2007年07月28日

『レミーのおいしいレストラン』

これは本当に素晴らしいアニメ映画です!!!ピクサーの作品の中で一番傑作だと思います。今年度アカデミー賞アニメ長編賞受賞は間違いなしでしょう(予想大外れだったらごめんあそばせ。)。
天才的な味覚と臭覚を持ったネズミのレミーと料理出来ない負け犬の見習いシェフの友情の物語です。アニメなのに、登場する料理がとてもリアルで美味しそうでした。(本物のシェフが監修しただけはあります。)毒舌な料理評論家の声優を勤めるのは名優ピーター・オトゥールです。私は耳が聞こえないので、彼の声が聞けないのが残念だが、字幕を見ると、本当に心に響く名セリフは必見のものです。かつて『独裁者』のチャップリンのラストの大演説と『セント・オブ・ウーマン』のアル・パチーノの大演説にも匹敵するものでした。涙ちょうだいものじゃないのに、涙がボロボロとこぼしてしまいました。アニメをみて泣くなんて自分がおかしいかなと思って回りをチラッと見たら、隣の席に座っていらした中年男も泣いていました。
アニメを見て泣くのは『ダンボ』と『火垂るの墓』と『フランダースの犬』以来久しぶりだと思います。

『ルネッサンス』

版画と思わせるモノクロのフランスのアニメ映画です。近未来サスペンスと言えば、リドリー・スコット監督の『ブラードランナー』を連想します。アニメ界からは今までに無い画期的で革新的だと称えられているらしいが、ストーリーとしてはあまり目新しいとは思わなかったです。どう見ても昔の名作『第三の男』やスピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』とそっくりです。フランスらしい東洋趣味も出てちょっと食傷気味になってしまいました。登場する日本人って未来風じゃなく、昭和初期の男って感じでした。

2007年07月22日

『プロヴァンスの贈りもの』

東京国際映画祭プレイベントによるの試写会『プロヴァンスの贈りもの』を赤坂区民センターホールにて見てきました。自分で応募した試写会は全滅してしまいましたが、あるファンの方のおかげで観にいけました。(感謝いたします。)
前に米国版DVD『ア・グッド・イヤー』を観ましたけど、今回は日本語字幕付きなので数倍もよかったです。映画の全体的の出来栄えはハッキリ言って凡作かもしれませんが、癒し系映画としてはまあまあよかったと思います。叔父の相続された主人公は、初めは高く売り飛ばすつもりだが、叔父の愛したプロヴァンスに惹かれて変わってゆく話です。あるラッセル・クロウファンだと自称なさるブログによりますと、この映画を観て幻滅してファンをやめたと書かれていましたが、ラッセルのダサさこそ、愛嬌だと思いますけどね・・・。前売券をもう買ってるので、公開されたら、また観に行きます。

2007年07月21日

『インランド・エンパイア』

私の大好きな監督の一人、鬼才デヴィッド・リンチ監督の『マルホランドドライブ』(2001年)以来の久々の新作です。かつて彼の常連客の女優でもあったローラ・ダーンの主演映画です。毎度御馴染みの赤いカーテンが出て思わずニンマリしてしまいました。『マルホランド・ドライブ』や『ロスト・ハイウェイ』の謎よりさらに深くなり、監督の得意な迷宮ムービ-が出来上がっています。日本女優・裕木奈江が登場され、本当にびっくりしました。ジャン・コクトーのオルウェシリーズと思わせるシーンまであってなかなか美しかったです。初めての試みでデジタルで取っただけであってか、画質の荒めが目立ち、それが不気味さが増したようです。もう一度見たいと思いますが、体力的には・・・難しいと思います。

2007年07月20日

『ファウンテン/永遠につづく愛』

昔読んだ少女マンガ『ぼくの地球を守って』とか『海のオーロラ』とか、コッポラ監督の映画『ドラキュラ』と思わせるロマンチックな輪廻映画なので、感激してしまいました。やはりヒュー・ジャックマン扮した主人公のコスチューム姿はよく似合って素晴らしかったです。相手役には『ナイロビの蜂』でオスカー女優となったレイチェル・ワイズもスペイン女王姿も絶句してしまうほど美しかったです。聖書の創世記では神からの試みの「生命の木」と「知恵の木」をアダムに与え、後者を選びエデン園から追放してしまうことになるが、もしも「生命の木」を選ぶとしたらどうなるかという哲学的な映画でした。映像美でうっとりしてしまいました。まるで『2001年宇宙の旅』の謎を分かりやすく解釈したようなものでした。

2007年07月14日

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

早く見たくて振動つき席のあるユナイテッドシネマとしまえんにてレイトショーで観てきました。
ハリポタシリーズ第5弾となる今回の作品は今までよりさらに暗くなり、普通の世界と魔法の世界の間の壁を破って悪霊が普通の世界にやってきて、苦闘するハリーを見てちょっとつらかったです。これも彼の運命かもしれないが・・・。2時間越える映画とはいえ、あっという間に終わった感じでした。

『憑神<つきがみ>』

もちろん日本語字幕付きで見てまいりました。
『駅/ステーション』『あ・うん』『鉄道員』『ホタル』など、高倉健とのコンビを組む降旗康男監督の作品としては珍しい喜劇的なお化けムービーなのです。誤って別の稲荷に拝んで「貧乏神」「疫病神」「死神」といった悪霊に取り憑かれてしまうおかしな主人公を演じるのは妻夫木聡です。彼の脇を固まる俳優は凄い顔ぶれでした。肩の凝らない愛らしい映画でした。

『私たちの幸せな時間』

タイトルを見ると、韓国らしい甘いラブストーリーかと思ったら、違っていました。
死刑囚の主人公と訪問客の交流の物語です。あの名作『デッドマン・ウォーキング』を彷彿するものでした。美男子スターであるカン・ドンウォンは今までのイメージをかなり捨てて鬼気迫る演技には驚くばかりでした。自殺願望の元歌手の女性との交流によって変わってゆき、愛らしくなるが・・・。残酷な場面もあるからこそ、韓国映画らしいだと思います。

『魔笛』

ケネス・ブラナー監督によるの史上初のオペラ映画が完成されました。
ミュージカル映画と違って、オペラ役者を集めて出来上がっています。『魔笛』というオペラのタイトルを初めて知ったのは竹宮惠子マンガ「変奏曲」からでした。恐ろしいイメージが強かったけど、この映画は第一次大戦を舞台にして描いてあって分かりやすかったです。せっかく大作なので、もっと映像美があってほしかったなあと思います。

2007年07月07日

『舞妓Haaaan!!!』

日本語字幕つきで観てきました。初主演なる阿部サダヲの恥ずかしいブリーフ姿を披露するところにはもう脱帽でした。お坊ちゃまカットの頭も爆笑のものでした。ライバルの役を演じる堤真一もなかなかよかったです。柴咲コウの舞妓姿は美人だけど、ちょっと年食ってるのに見えて残念でした。小出早織の扮した舞妓・駒子は正に本物に見えて美しかったです。和服にはやはり和風の膨らんだ顔が似合うと思います。あこがれの舞妓に会いたくて一生懸命に働く主人公には感動しました。

『アドレナリン』

以前WOWOWにて放送された『トランスポーター』シリーズを観てジェイソン・スティサムに興味がありましたので、見てきました。それより以前の出演作品をほとんど観ましたけど、まだ興味はありませんでした。中国製の特殊な毒薬を注射され、あと1時間で死亡されてしまそうで、必死にアドレナリンを放出して生き延びるアクションムービーです。ノンストップのアクションでハラハラドキドキでした。今までに無い際どいなシーンもこなしてしまうジェイソンの役者根性に拍手を送りたいと思います。ま、美尻丸出しまでサービス豊富でしたが・・・。さすが元飛び込み選手だけであってか、動きがとてもしなやかでした。

2007年07月06日

『それでも生きる子供たちへ』

子供ネタにもろ弱い私には本当に堪らない・・・。テレビバラエティ番組「子供のおつかい」とか「世界がもし100人だけの村だったら」など観るとすぐに泣いちゃった。この映画は世界の巨匠によるの子供テーマとしたオムニバス映画だ。

★『タンザ』・・・監督:メディ・カレフ/ルワンダ
強制的にゲリラ隊に入隊されてしまう悲劇の少年たちの話。
とはいえ、やはり子供らしいラストシーンにはただ涙涙・・・・。

★『ブルー・ジプシー』・・・監督:エミール・クストリッツァ/セルビア・モンテネグロ
少年院に入られた少年の話。悲しい現実とはいえ、ユーモアいっぱい。
万引きをさせる最低な親たちに怒りを感じた。

★『アメリカのイエスの子ら』・・・監督スパイク・リー/アメリカ
アフリカ系アメリカ人のテーマならやはりスパイク・リー監督作品がピカイチだと思う。
エイズ・ベビーと言われいじめらる少女の話。短いながらまとまりがあった。素晴らしい。

★『ビルー・ジョアン』・・・監督:カティア・ルンド/ブラジル
あの『シティ・オブ・ゴッド』の共同監督を務めた監督の作品!美少年だと言ってもおかしくない少年とその妹が資源ゴミを拾って売る話。貧しくてもたくましく生きる姿が眩しい。傑作だ。

★『ジョナサン』・・・監督:ジョーダン・スコット&リドリー・スコット/イギリス
名前を見る通り、リドリー監督とその一人娘監督の夢の共同製作!
戦場カメラマンの不思議な旅の物語。まるで竹宮惠子マンガの短編傑作『ミスターの小鳥』みたいなファンタジー。登場する少年が可愛い。リドリー監督のこだわりの煙と光がやはり出て思わず笑った。

★『チロ』・・・監督:ステファノ・ヴィネルッソ/イタリア
窃盗する少年たちの話。窃盗しなければ生活できないストリートボーイ。悲しいとはいえ、密かな楽しみを楽しむラストシーンが感動的!

★『桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ』・・・監督:ジョン・ウー/中国
監督の久々の中国ネタだ。お金持ちの少女と貧しい少女の物語。愛ぐるしい2人が違う生き方。
短くても上手く纏まってる。素晴らしかった。

2007年06月30日

『ボルベール(帰郷)』

私にとっての最高の脚本傑作『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバル監督の新作で大いに期待してきた。本当は女性監督が手掛けたのではと疑いたくなるぐらい、男性のくせによく女性を知り尽くしてる。主演には“スペインの宝石”と呼ばれてるペネロペ・クルス。今までの彼女の主演の中で今回が一番最高の演技を披露した。流行ファッションや時代劇のコスチュームを纏うペネロペは確かに綺麗だが、最高とは思えなかった。しかし、肝っ玉のお母さん風の普段服の姿が本当によく似合って美しい。小さい時、ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品『ひまわり』を観てソフィア・ローレンの大ファンになった私としても、ペネロペ・クルスこそ、ポストソフィア・ローレンだと思う。(『マレーナ』のモニカ・ベルッチがポストだと言われるが) 映画のキャッチフレーズには「女性讃歌3部作」となってるが、完全に女性映画なのはこれだと思う。さすがカンヌ映画祭ではこの映画の出演6人女優全員に女優賞を与えただけはある。米国アカデミー賞もペネロペは初めて主演女優賞ノミネートされてる。女の悲しみをよく表現され、感情移入が出来、心を揺さぶられる。もうただ素晴らしい!!!!

『シュレック3』

前々作からもそうだが、見かけは怪物ながら昔の名画『マーティ』(1955年アカデミー賞作品賞)の主演アーネスト・ボーグナインを彷彿させる親しみやすいシュレック!本来の御伽噺への反乱でもおきたかと思わせるストーリーがとても魅力的だ。童話の世界の話なのに、とてもリアルで現実の問題とも通じる内容なので大人でも楽しめた。今回は遠い遠い国のお姫様でシュレックの愛妻であるフォオナ姫の懐妊問題やその父王の危篤により代行の家業問題や王の崩御後の世継ぎ問題など。深刻問題なのに爆笑のものばかりだ。いや、共感が強く持てたから笑える。

2007年06月23日

『ダイ・ハード4.0』

おそらく私にとっての今年上半期アクション映画ベスト1だと思います。ブルース・ウィリスはこのシリーズの前作以降は大抵似たようなアクション映画ばかりに主演してるようだが、やはり『ダイ・ハード』が当たり役だと思います。今回はアナログタイプのベテラン刑事とアメリカ産“電車男”の珍コンビによるのアクション超大作です。このシリーズは常に世の悪のテロを先に行く鋭い社会派アクション映画でもあります。シリーズ第1弾は911事件前のビルテロ、第2弾は飛行機テロ(これも911事件前)、第3弾は地下鉄テロ(日本の地下鉄サリンテロを連想してしまった)でした。今回はITテロなんだから、本当に起こさないでと願うばかりです。それでも向かい合うアナログなマクレーン刑事がとても魅力的でした。足まといとなるハッカーの若造とのやりとりが面白かったです。その若造を演じるジャスティン・ロングという俳優って何だか筋肉を落としたコリン・ファレルって感じでした。役名もマット・ファレルだから笑えます。上司を演じるのはニュージーランド出身でマオリ族でもあるクリフ・カーティス(『クジラの島の少女』の少女の父親役がとても印象的だ。『インサイダー』にも出演。)です。

2007年06月18日

『ハリウッドランド』

テレビドラマのアメコミヒーローのスーパーマン俳優の死の謎を追う映画だ。タイトルの「ハリウッドランド」の意味も深くてぴったりだと思った。ハリウッドの都市伝説のひとつでもある「スーパーマンの呪い」も俳優の謎の自殺死の始まりなのだ。追う探偵扮するのは『戦場のピアニスト』でオスカー男優のエイドリアン・ブロディ(相変わらず貧弱そうな顔に似合わず凄い肉体美だわ!)、スーパーマン俳優で有名なジョージ・リーブスを演じるのはオスカー脚本賞受賞したベン・アフレック、ジョージの愛人でMGM社長夫人を演じるのは美しいダイアン・レイン。俳優としてはあまりイマイチだったベン・アフレックは今回の役作りのために体を太らせて膨大な放送されたテレビシリーズ全回を見て研究してそっくりに出来上がるとは凄すぎる。本当にジョージのそのものに見えてもう脱帽だ。ゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネートされたのも納得。哀愁漂う男の背中を演じるとは、素晴らしかった。年を重なってますます輝くばかり美しくなったダイアン・レインの演技も見ものだ。時代の背景に相応しいフィルム・ノワールムービーなんだ。

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2007年06月16日

『ゾディアック』

久々の真打クラスのサスペンス映画だ。『セブン』や『エイリアン3』(ファンには不評だったらしいが、けっこう私の好みでもある。)のデビッド・フインチャー監督の新作だ。主演には『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールと『チャーリー』のロバート・ダウニーJr。『イン・ザ・カット』のラテン系ハンサムなマーク・ラファロ、テレビシリーズ『ER/緊急救命室』のグリーン医師役の有名なアンソニー・エドワーズ(『トップガン』でメグ・ライアンの夫でトム・クルーズの相棒を演じたなんて覚えてる方がいるだろうか・・・)など凄い顔ぶれが脇を固まっている。連続殺人事件の犯人を追う刑事や記者たちの長い歳月の物語だ。上映時間2時間40分の長さとはいえ、犯人は誰なのかと最後まで分からなくてハラハラドキドキだった。韓国映画『殺人の追憶』に匹敵する素晴らしい映画だ。いや『大統領の陰謀』と思わせる秀作だ。(この映画は『大統領の陰謀』と同じ時代の背景となってる。)

『アポカリプト』

生きるマヤ文明の本格的な映画ってこの作品が初めてでは・・・と思えるぐらい素晴らしい出来栄えだ。
マヤ文明を知ったのは小さい時に愛読してた手塚治虫の『三つ目がとおる』や藤子不二夫の『ドラえもん』から。映画では遺跡のものばかりで例えばラッセル・クロウとブリジット・フォンダ主演『ラフマジック』とかジェフ・ブリッジズ主演『カリブの熱い夜』とかハリソン・フォード主演『レイダース/失われたアーク』などの劇中にマヤ文明らしき遺跡が登場されたぐらいだ。さすがヘブライ語を取り上げて当時の時代考証により近く忠実に描いたイエス・キリストの受難物語『パッション』を手掛けたメル・ギブソン監督の作品だけであって、やはりマヤ語を演技経験の浅いネイティブ・アメリカン人やメキシコ人などにしゃべらせてる。まるで遺跡の壁画から飛び出したような美しいマヤ文明の衣装や建物だ。同じマヤ人でも色々な部族の衣装や飾り、ピラミッドの周辺に住む貴族の衣装などがとても素晴らしい歴史絵巻だ。ストーリーはマヤ文明崩壊寸前の部族間の戦いなのだ。シンプルだけど、家族への愛と戦いの冒険物語で、よかった。メル・ギブソン監督にとっては初めてのデジタル撮影投入の映画だが、スピーディーな映像にぴったりで試みが成功ではないかと思う。

2007年06月10日

『しゃべれども しゃべれども』

もちろん日本語字幕つきで観た。字幕だけを観ても、落語の面白さを理解するのは難しい。やはり文化の違いのせいだろうね。ずっと前に聴覚障害者によるの手話落語「まんじゅうこわい」を見て思い切り笑えたのに。主演の国分太一は本来の利き手は左手なのに右手でおはしを使うなどの熱演振りは評価するが・・・。凄かったのは子役の森永悠希。表情が豊かでまるで本物の落語家のように上手に演じて、本当に驚くばかりだ。

『ボラット』

本当のタイトルは『ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』。ドキュメンタリー風に描いてるが、『ボウリング・フォー・コロバイン』を超える強烈で毒々なブラックユーモア映画なのだ。見た目はかなりお下品だが、かつて大人気テレビ番組『ここが変だよ、日本』と思わせる変なアメリカ文化を風刺してる。カザフスタン人を演じてる正体はなんとイギリス出身でインテリ青年なのだ。さすがイギリスなんだと思ってしまった。ナチ党をを風刺してた『独裁者』のチャップリンといい、『ミスター・ビーン』のローワン・アトキンソンといい、どれもやはりイギリス人なのだ。

『あるスキャンダルの覚え書き』

『恋におちたシェイクスピア』のジュディ・・デンチと『エリサベス』のケイト・ブランシェットの同じ歴史上人物エリサベス1世役を演じた同士の共演なんて究極の見応えのある映画だ。2人ともオスカーノミネートされたのも納得だ。二人の共演は今回が初めてでなく、『シッピング・ニュース』で共演してる。厳密と言えば直接的には共演してないことになる。ストーリーも派手ではないが、ショッキングなものだ。ジュディ扮するバーバラは定年近いのベテラン教師(オールドミス)、新任されたばかりの美しい若い教師シーバを演じるのはケイト。あることで2人は友情が芽生えるが、バーバラはシーバの不祥事を目撃してしまい、彼女への支配を始まるのであった。バーバラを見ると、何だか他人事とは思えなくて自分の心の闇に通じるところがあり、ある意味では恐ろしかった。大物女優同士の競演を見るのは『女の復讐』(フランス映画 イサベラ・ユベールとベアトリス・ダル)以来久しぶりだと思う。このような競演をもっと見てみたい。昔の名作『何がジェーンに起こったか』もそうだった。

2007年06月09日

『プレステージ』

正に映画のそのものがマジックだ!面白い。ネタがあるとわかっていながら、見事にアッと言わせる。
元々映画はトリックの満載な芸術なんだ。映画の面白さを知り尽くしてるクリストファー・ノーラン監督(代表作品『メメント』『バットマン・ビギンズ』)に拍手を送りたい。コスチュームによく似合うヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールとスカーレット・ヨハンソンなので、目を楽しめた。コスプレ帝王(私の勝手に名付けている)と言うべきデヴィッド・ボウイが登場され感激してしまった。それにしても老けたね(失礼!いえ、渋くなった)。

『ザ・シューター/極大射程』

かつてリチャード・ドナー監督作品(『スーパーマン』&『リーサル・ウェポン』シリーズ)の毎度御馴染みの懐かしきベテラン役者・ダニー・グローバーとネッド・ビーティが出て嬉しくなった。主演には『裏切り者』や『ディパーテッド』(助演男優賞ノミネートが記憶新しい)で男気のある演技が目立つマーク・ウォールバーグ。キャッチフレーズ「合衆国VS孤高の狙撃手」と言えば、アクションサスペンス映画によくあるもので、代表的なのは『ダイハード』とか『刑事ジョン・ブック/目撃者』とか『逃亡者』などである。分かっていてもやっぱり面白い。リアルな描写なので、もしかして今までの米国大統領暗殺や戦争は政府の陰謀だったではと思わせる。

2007年06月02日

類似商品ご注意!?『300(スリーハンドレッド)』


『300(スリーハンドレッド)』のチラシ


こちらが本家の『グラディエーター』

どう見ても『300(スリーハンドレッド)』はアカデミー賞作品賞『グラディエーター』と激似されてるのが、グラディエーターファンの間でも話題です。『300』チラシを見ると『グラディエーター』のラッセル・クロウ扮したマキシマスが「楽しいか!」と怒り燃えるシーンとダブって見えます。もしかしてザック・スナイダー監督は影響されてるではと思うとファンとしても嬉しいです。スパルタ王レオニダス役を演じたジェラルド・パトラー(『オペラ座の怪人』『トゥームレイダー2』『Dearフランキー』『タイムライン』)もずっと前からラッセル・クロウと似ているとラッセルファンの間でも話題になっていました。今回は特にそっくりでした。王妃ゴルゴ役のレナ・へディーの容貌まで『グラディエーター』のルッシラ役のコニー・ニールセンとそっくりでした(でも、胸の大きさはコニーの方が勝ちです。(爆))。ヘルメットのデザインも似ていました。(かっこ良さはもちろん本家マキシマスの勝ちです。)

早く観たくて先行上映にて観てきました。きっと寝てしまうだろうと思ったが、思ったよりも面白くて最後まで目が釘付けでした。元々『シン・シティ』のコミック的な描写が結構好きだったので、なかなかでした。でも、観る女性客たちは血しぶきシーンにはつらかったようでした。私もギャーと悲鳴を上げるぐらいシーンが多かったけど・・・。歴史劇をより単純に分かりやすく作りあって若者受けがいいだろうと感心しました。
『グラディエーター』は本当はマキシマスVS犀対決シーンは絵コンテまでリドリー・スコット監督が発想してたが、当時のCGの技術などの関係で断念したのが、『300』では犀の戦法まで登場されて、きっとリドリー監督は悔しがるだろうと思います。いや、喜んでるでしょうね・・・。次々と登場される敵陣の容貌って、日本マンガの「北斗の拳」を連想してしまいました。クセルクセスの派手さが特に似ています。
もう一度みたいとはもう思わないけどね・・・。

『女帝(エンペラー)』

シェイクスピアの『ハムレット』を古代中国の宮廷に置き換えていて、上手く出来上がっています。今まだローレンス・オリビエの『ハムレット』を最後まで見てないです。(威張ってどうるすんだ!?>アホな私)なぜかといいますと、ローレンスのシェイクスピア劇はちょっと重くて苦手です。(ファンの皆様、お許してくださいませ。)この『女帝』の方が観やすくて面白かったです。衣装デザインや美術がとても美しくてうっとりしてしまいました。

『そのときは彼によろしく』

日本語字幕つきで観てきました。『いま、会いにゆきます』の原作者・市川拓司の小説からの映画化なので、期待してきました。しかも、映画セカチューの長澤まさみとテレビセカチューの山田孝之の夢の共演映画なので、ワクワクでした。シンプルなラブストーリーだけど、ま、なかなか良かったです。手塚治虫の短編マンガ『ガラスの脳』(映画化済み)を連想します。

2007年05月31日

5月の映画鑑賞 ペコの勝手に採点

利き手である左手が腱鞘炎のためにブログに書かなかったので、映画鑑賞リストアップします。

★2日
『スパイダーマン3』・・・90点、宿敵ライバル対決シーンが一番おいしい!

★12日
『眉山』・・・80点、ラストの阿波踊りシーンが圧倒的だ!
『東京タワー/オカンとボク、時々オトン』・・・70点、単発テレビドラマと月9ドラマの方が面白い。

★20日
『恋愛睡眠のすすめ』・・・79点、紙アニメーションを織り交ぜるところが可愛い。

★26日
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』・・・80点、ジョニー・デップ登場するまでの前半は辛い。

2007年04月28日

『バベル』全国ロードショー版

日本語音声セリフも完全に日本語字幕つきで観た。大いに満足したわ。感動も3倍となった。
ギャガに感謝する!ブラピの娘デビー役を演じた子役はやはりトニー・スコット監督の『デジャヴ』に出演してた。しかも、ダコタちゃんと激似してるなあと思ったら、本当にダコタちゃんの実妹だった。すっきりしたわ。多くの映画関係に絶賛されている菊池凛子の演技は素晴らしいが、残念ながら、聾の高校生とは見えない。ちゃんと手話表現のニュアンスは正しくない。間違っている。友達役のほうが本物だ。それが大いに残念だ。

『大帝の剣』

日本語字幕付き上映があると聞いて映画館に駆けつけた。好きな阿部寛主演映画だから、ちょっと期待してたが、大いに外れた。『明日の記憶』が凄く良かったので、同じ監督の新作に期待したんだ。もう頭に来たわ!昔よき時代の深作監督『里見八犬伝』のような娯楽大作かと思ったが、ウルトラマンより低いレベルなSFX映像でしかもオマージュだとはいえ、タイトルロールには『2001年宇宙の旅』のそのものをそのままにしたりして。パロディーでももう少しマシなものにして欲しかった。観るだけで恥ずかしすぎて中座したくなる。もうチケット代を返して!

2007年04月21日

『ラブソングができるまで』

ラブコメ帝王であるヒュー・グラントとラブコメ女王であるドリュー・バリモアの夢の共演だ!
しかし、かつて『モーリスで』英国美貴公子と呼ばれ人気スターだったおヒュー様と『E.T.』で超可愛い妹ちゃんだったドリューちゃんなんて覚えていらしてる方がいらっしゃるだろうか・・・。2人とも正にこの映画の役を演じる為に生まれてきたようなものだ。おヒュー様が既に40代後半過ぎというのに、80年代のポップスターだった頃の20代を無理やり若返りして演じるところが恥ずかしくて可愛かった。ラブコメ帝王に相応しい条件とは、どんなにかっこ悪くても憎めなくて可愛いところだと思う。以下続きにはネタバレあり。

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『ハンニバル・ライジング』

近年人気シリーズの始まり物語がブームになってるようだ。例えば、スター・ウォーズシリーズの『スター・ウォーズエピソード1といい、』バットマンシリーズの『バットマン・ビキンズ』といい、悪魔のいけにえシリーズの『テキサス・チェンソー ビギニング 』といい、エクソシストシリーズの『エクソシスト ビギニング 』などが公開されている。史上最高の悪役と言われるハンニバル・レクターの知らざる過去の物語だ。マイケル・マン監督の『刑事グラハム/凍りついた欲望(原題:レッド・ドラゴン、DVD題名:レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙) 』、ジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』、リドリー・スコット監督の『ハンニバル』、ブレット・ラトナー監督の『レッド・ドラゴン』はやはり人気監督か巨匠監督が手掛けている。今回も『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー監督。絵心のあるレクター博士のことだから、きっと相応しい映画になったろうと思った。しかし、サスペンスホラー色の強かった『羊たちの沈黙』や究極のプラトニックラブと言うべき『ハンニバル』に比べると、全体的には物足りなかった。本当に残念だ。
叔父の日本人妻役には『紅いコーリャン』の有名な中国大女優コン・リーが演じた。本当にもったいないだ。素晴らしかったのは『ノッティングヒルの恋人』で変な役がインパクト強かったリス・エヴァンズの悪漢な役に見事に変身してるところだ。『かげろう』『ロング・エンゲージメント』の影のあるフランス美男子であるギャスパー・ウリエルがハンニバル・レクターを演じてる。残虐さがよく似合う。

2007年04月20日

『ロッキー・ザ・ファイナル』

今度こそ、間違いなく最後か???近年『ガール・ファイト』を始め『ミリオンダラー・ベビー』『シンデレラマン』なと秀作まで出るぐらいボクシング映画ブームで、ついに本家ロッキーが立ち上がったって感じだ。
『ロッキー2』以降、だんだん内容が派手になってゆったが、今回は原点『ロッキー』に戻り、シンプルなストーリーになっていた。シルベルター・スタローンは既に還暦過ぎというのに、肉体を鍛え上げるとは凄かった。

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2007年04月18日

『バッテリー』

聴覚障害者向けの日本語字幕つきで上映されると聞いて会社の帰りに駆けつけた。
そしたら、校外映画鑑賞会と思われる教師引率付きの中学生がゾロゾロとやってきて、何だか、恥ずかしくなった。おかしな大人の手本を示しては不味いではと背中がぴんとしてしまった。映画が始まると夢中になって意識はしなくなったけど・・・。予告編でこの作品は知ってたけど、てっきりスポ根プラス感動物かと思い、あまり期待はしなかった。観たら、なかなか良かった。主演の少年たちは映画デビューだけではあってか、臭い演技がまったくなくて初々しかった。その親たち役にはベテラン俳優ばかりが囲んでおり、その方に感情移入が出来た。

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2007年04月14日

『ツォツィ』

こんな素晴らしい映画なのに日本公開が遅いなんて腹に立つ!去年アカデミー賞外国映画賞受賞した南アフリカ映画だ。タイトルとなってる“ツォツイ”というのは現地語で“不良”と訳される。スラム街に住む不良少年というストーリーといえば、ブラジル映画『シティ・オブ・ゴッド』と連想するが、今回は違ってた。なんと不良少年が赤ちゃんを拾って育つ物語である!不良少年版『キッド』だ。涙を誘う話だ。さすがオスカー受賞しただけである。

『サンシャイン2057』


これが『サンシャイン2057』撮影に使われた宇宙服だ!(ユナイテッドシネマとしまえんにて)

真田広之はついにハリウッド版SF映画に出演だ!しかも役柄は船長役でめちゃくちゃカッコいい!
しかし、すぐに消えた。悲しいわ!あの『ザ・ピーチ』『28日後・・・』の監督らしい意地悪な演出だった。

『クィーン』

待望の日本公開だ。フランスからの帰国の機内で中国語字幕付き『クィーン』を観たけど、大事なところが理解は出来なかったので、今回はよく理解出来た。さすがオスカー主演女優賞を受賞しただけであって、ヘレン・ミレンの容貌がまるで本物の英国女王エリサベスⅡ世そのものだった。ブレア首相扮したマイケル・シーン(『ブラッド・ダイヤモンド』でも出演してる!)もそっくりで素晴らしかった。チャールズ皇太子役のほうは鼻の形が違いすぎてちょっと残念だが、観てるうちに似てるような気がして良くなった。フィリップ殿下役扮したジェイムズ・クロムウェル(『L.A.コンフィデンシャル』の悪徳警官ぶりは素晴らしい!)もなかなか。まるで私生活を暴くようなものなので、ちょっと大丈夫かしらと心配だったけど、あまり批判的な内容ではなかったので・・・。せっかく素晴らしい映画なのに、日本語字幕に誤訳が多くみられて、残念だ。あのダイアナ妃の事故事件の後、ブレア首相の称えた有名なコメントを正しく訳されない。
英語の苦手な私でも誤訳だと明らかに分かるぐらいだ。当時の新聞の見出しには“国民のプリンセス”が載せたはずなのに、映画字幕には“人民のプリンセス”とあって本当に頭にきたわ!もう訂正が必要だと思う。誤訳だらけかと思ったら、やはり例の○田女史の字幕だった・・・(涙)。

2007年04月08日

『さくらん』


シネコンの“ユナイテッドシネマ豊洲”の入ってる建物

さすが女性監督によるの艶やかな吉原の世界の映画だ。本職写真家だけであってか、色使いがとても綺麗で監督の自分の写真作品を着物の模様にプリントしちゃう大胆にも拍手!男性監督だったら、きっとそこまではやらなかったと思う。漫画原作のそのものを生かしてるので、素晴らしかった。主演の土屋アンナは原作通りの江戸時代版ヤンキーって感じで凄く良かった。和服なら絶対綺麗だろうと思ってた菅野美穂は期待以上よく似合っていて花魁の姿が美しかった。

『ブラック・ブック』

第二次世界大戦という激動時代の中で生き延びるユダヤ女性の物語。まるで『風と共に去りぬ』のスカーレットのような強く生きるというところが良かった。

2007年04月07日

『ブラッド・ダイヤモンド』

今年オスカーノミネートされた作品。しかもラッセル・クロウと共演した俳優たちの豪華な顔合わせだ。
レオ君の演技はもちろん素晴らしいが、家族思いのジャイモン・ハンスゥの演技が本物っぽくて最高だ。
さすが『グローリー』『ラストサムライ』の監督作品だけであって、上手かった。

2007年04月06日

『華麗なる恋の舞台で』

去年アカデミー賞ノミネートされた作品。漫画『ガラスの仮面』プラス名作『イブの総て』を割ったような面白さだ。本当にアネット・ベニングの演技が最高だ!最期まで目が釘付けだった。

2007年03月23日

『デジャヴ』

時空マニアでもある私にとってもめちゃくちゃ好みです。時空ムービーの名作と言えば、『タイムマシン/80万年後の世界へ』(1959年版)『ある日のどこかで』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。ガイ・ピアーズ主演の『タイムマシン』には失望し、リチャード・ドナー監督の『タイムライン』はイマイチだし、阿部寛+広末涼子主演『バブルへGO!/タイムマシンはドラム式』はまあまあ面白かったけど、傑作だとは遠かったです。だから、この『デジャヴ』は久しぶりの傑作です。最初のタイトルシーンは兄リドリー・スコット監督の『ハンニバル』と似ていたので、やはり兄弟だなあと思ってしまいました。役者も仲良く使っているようですね。主演デンゼル・ワシントンは弟トニー・スコット監督の常連客だが、今度新作には兄リドリー・スコット監督『American Gangster』に主演し、ラッセル・クロウとも共演するそうです。
スピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』よりもずっとリアルで説得力があります。ビル・マーレー主演『恋はデジャ・ブ』とも似ています。
『パッション』でキリスト役を演じたジム・カヴィーゼルが凶暴な悪役に変身できるなんてギャップがありすぎて凄かったです。かつてトニー・スコット監督『トップガン』のアイスマン役を演じてかっこよかったヴァル・キルマーが太って老けていたなんてショックでしたわ。(ロン・ハワード監督『ウィロー』の時も素敵だったのに)
デンゼル・ワシントンはやはり刑事役によく似合っていてセクシーでした。ラブシーンがなくても被害者の美女を見守る眼差しが素敵でした。
おまけに、海軍の幼い娘役って『バベル』のブラピの娘役を演じた子役と同じかなと思います。違っていましたら、ごめんなさい・・・。

2007年03月17日

『ナイト・ミュージアム』

歴史博物館とか美術館とか自然史博物館とか観るのが楽しくて好きな私にとっても結構楽しめました。それにしても夜中の博物館って不気味なので、夜警のお仕事が大変そうだなと思いました。子供心に戻って無邪気に映画を観るのもいいかもしれません。『グラディエーター』のパロディまで出て思わず笑えました。

『ハッピー・フィート』

今まで予告編を見すぎて、ただのミュージカルアニメ映画かと思い込んでしまい、あまり出来栄えには期待しなかったです。最初シーンはドキュメンタリー映画『皇帝ペンギン』のそのものがそのままなので、食傷気味になりそうでした。
話が進むつれて、面白くなり、まるで巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作+スピルバーグ監督の『A.T.』のようなシーンまで出て、素晴らしかったです。
歌えないけど、タップダンスの得意な子ペンギンは美声の持ち主である両親はあまり歓迎しなくてタップダンスを禁止してしまうのです。まるで聴覚障害者の手話を否定したみたいで強く共感をもてました。

2007年03月16日

『ラストキング・オブ・スコットランド』

まるでコッポラ監督の『地獄の黙示録』のようで素晴らしい映画でした。
特筆すべきなのは、名脇役(たまに主演作はあるがミニシアター系)フォレスト・ウィテカーが実際にいたウガンダ国大統領アミン役を鬼気迫る演技して30以上の賞を総なめしたことです。見かけは巨漢なのに優しそうな雰囲気のせいか、狂った世の中でもあまり理性を失わず優しい役柄が圧倒的多かった彼にしては珍しいです。いや、だからこそ、彼しかアミン役を演じられないと思います。

2007年03月15日

『善き人のためのソナタ』

作品を楽しみたくて、あらすじや予告編を観なかったので、なんて素晴らしい映画だろうと思いました。内容を知らないままに盗聴する主人公の画像ばっかり観ていたので、ナチ映画並みの残酷な映画かと思い込んでしまいました。違っていました。1980年代(こちらは映画『スーパーマン』とか『E.T.』やクラブ活動などで思春期を過ごしてたというのに)の冷戦下東ベルリンの話です。そのころの父の知り合いの西ドイツ人のろう者(奥様は日本人)がずっと前に西ベルリンへ旅行したことがあって、通過する東ベルリンの監視が厳しく恐ろしかったという体験話を思い出しました。

注意:以下ネタバレあります。

国家保安省である主人公は、反社会の疑いのある劇作家を監視し、一日中盗聴します。プライベートまであっちこっち盗聴が仕掛けてあって、筒抜けの状態だったというのに、そんなことも気が付かない(鈍感なのか、めでたいやつなのか)劇作家は反社会の仲間とやりとりしたり、恋人である人気舞台女優とやりとりしたりするのです。ある日、劇作家が素晴らしいソナタをピアノで弾いて、堅物な主人公は聞いて心の氷が解けて人間らしくなってゆきます。面白くて最後までスクリーンに釘付けでした。最近『ヒドラーの最期12日間』といい、『マーサの幸せレシピ』といい、『飛ぶ教室』といい、多くの秀作が生んでるドイツ映画から目が離せないのです。

2007年03月10日

61回目『グラディエーター』

昨夜は最後だということでまた観てきました。やっぱり『グラディエーター』のマキシマスは最高です。もっと通いたかったけど、今回でおしまいで残念です。
また自己記録更新してしまいました。お客様は私を含めて8人でした。

2007年03月04日

60回目『グラディエーター』


新宿バルト9の上映スケジュール表


前月にオープンされたばかりのピカピカの新宿バルト9(新宿三丁目地域初のシネコン)にて“気まぐれセレクション”という深夜リバイバル上映『グラディエーター』を観てきました。2年前、テレビ地上波で録画したDVDを鑑賞した以来久しぶりです(うちの父に家庭でのラッセル映画鑑賞禁止令を命じられたせいでもあるが)。これで劇場での鑑賞回数は60回となり自己新記録達成してしまいました。新宿バルト9の上映スケジュール表の紹介には『グラディエーター』については「何といってもCGを駆使したコロシアム・迫力の剣闘シーンとラッセル・クロウの肉体美は必見です!」と書かれており、オーナーさんの趣味が合うみたいで嬉しかったです。同じ時間帯にはライバル(!?)の『タイタニック』が上映されており、お客様が取られたみたいで残念でした。
シアターに入ってみると、誰もいなくて私だけの貸切かと思ったら、後から3人のお客様がやってきてホッとしました(いや、心の中にはマキシマスを独り占めできる下心と不安が混ざっていましたが)。久々のスクリーン私の最愛の男マキシマス将軍が登場され、体によく響くセクシーな声にうっとりしてしまいました。
お客様が少なくて私の前の席には誰もいないので、まるでマキシマスを独り占めしたような気分で幸せでした。このフィルムには埃が少しついていてお古ですが、音響装置が整えてる為、凄く良かったです。座席の椅子も座り心地が良かったです。7年前、渋谷パンテオン(今では潰れたが)にて上映された時には、スクリーンは都内最大級なので、ちょっとピンボケなところがありました。
今では亡くなられたアウレリウス皇帝役の名優リチャード・ハリスを始め、プロキシモ役のオリバー・リード、ガイウス議員役のジョン・シュラブネルのご勇姿を観て涙がこぼれてしまいました。2回アカデミー賞ノミネートされてすっかりスターの仲間入りとなったコモドゥス皇太子役のホアキン・フェニックスと奴隷ジュバ役のジャイモン・ハンスゥの名演技が見られて幸せでした。こんな幸せを与えてくださった新宿バルト9に感謝いたします。
『グラディエーター』を観る前に映画2本(『パフューム』『ゴーストライダー』)観たけどこれらが色あせて見えて忘れてしまいました。
ああ、凡作だと言われてもいいから、どうかラッセル・クロウXリドリー・スコット監督コンビの新作『ア・グッド・イヤー』日本公開を強く望みます。どなた様のオーナーさん、上映をよろしくお願いいたします。

2007年02月25日

『2001年宇宙の旅』

深夜上映『2001年宇宙の旅』を観てきました。これで劇場での鑑賞は5回目になります。ビデオやテレビなどの観賞を合わせると、約20回を超えたことになります。何回も観ても素晴らしくて色々な新しい発見します。それほど完璧な映画は他には見られないと思います。

2007年02月24日

『リトル・ミス・サンシャイン』

アカデミー賞作品賞ノミネートされている『リトル・ミス・サンシャイン』を観てきました。家族崩壊のホームドラマ+ロードムービーを織り交ぜており、笑ったり泣ける映画でした。曲者役者ぞろいでなかなか素晴らしかったです。脚本も本当に良かったです。ああ、受賞予想が難しくなってきてしまいました。もっとも良かったのはオスカー助演女優賞ノミネートされてるアビゲイル・ブレスリンです。『サイン』でメル・ギブソンの娘役を演じてた子とは同じと思えないぐらい成長しておりました。映画パンフでプロフィールを読むまでは気がつきませんでした。本来なら美少女なのに幼児型おなかぽっこりスーツを着てめがねをかけて醜くしてるので幼いながら女優魂を見た気がして恐るべきでした。

『ボビー』

あの懐かしきYAスター(もう死語だが)の顔ぶれがそろっていて、『アウトサイダー』ファンの世代としては嬉しかったです。さすがエミリオ・エステヴェスの人脈かと思ってしまいました。しかも、元婚約だったデミ・ムーアを招いて共演し、さらにその新しい(!?)夫でもあるアシュトン・カッチャー(『守護神』は良かった!)まで招いたとは驚きました。アンバサダーホテルにてロバート・F・ケネディ大統領候補が暗殺されるまでの周辺の人々のドラマの映画です。ずっと前からロバート・F・ケネディについては、マリリン・モンローの恋人だと知っていたが、政治面では『13ディズ』という映画で政治力手腕ぶりを知りました。劇中、彼の演説の音声や映像が出ていて、暗殺さえなかったら、アメリカは平和になれたはずではないかと思えてしまいました。

2007年02月22日

『ヘンダーソン夫人の贈り物』

実際にあったロンドンの劇場のオーナーであるヘンダーソン夫人と支配人の友情の物語である。去年オスカー主演女優賞ノミネートされたジュディ・デンチの演技がとても光っていて愛らしいおばちゃまだった。年を取っても、冒険心を忘れず、生き生きしていて同じ女性としても憧れる。

2007年01月11日

『NANA2』

聴覚障害者向けの日本語字幕付きで観た。前回と違って既に原作マンガを読んだので、内容は大抵知っているので、どんなふうに料理されるかと楽しんだ。前作では、はまり役だったハチ公こと、奈々役の宮崎あおいから市川由衣に変わってしまったことは予告編で知り、残念だった。しかし、観てるうちにだんだん原作の奈々によく似ていて気にならなくなった。原作(現在16巻目)の後半になると話が複雑になり、ドロドロな状態なので、役作りは難しくなるはずだ。それを市川由衣は見事に演じきった。役者交代の中でもっとも気に入ったのは美少年シン役を演じた本郷奏多(なんと原作と同じ16歳なんだ!)である。前作ではちょっと老けたような感じだったが、今回は年齢が一緒だけであってか、愛らしくて正に原作のシンのそのものだった。カリスマ性のあふれたもう一人のナナ役は前作に続いて中島美嘉、ノブ役の成宮寛貴とタクミ役の玉山鉄二とヤス役の丸山智己も前作と同じ。レン役は松田龍平から姜暢雄に変わってしまい、違和感があってあまり受け入れにくかった。タクミは前作では出番はラストシーンだけだったが、今回は重要な人物だった。原作と同じく、女扱いが慣れていて、つわりで苦しむ女性への心憎い気配りまであって上手かった。もっと続きを見たかったのに、どうやらパート2で終わりらしく残念だ。

2006年10月28日

『父親たちの星条旗』

おそらく今年度オスカー賞最有力候補であろう作品である(あくまでも私の独断だが・・・)。あの有名な硫黄島の山の上に星条旗を立て揚げる男たちの事実の物語である。
昔、テレビでジョン・ウェイン主演『硫黄島の砂』のラストシーンで星条旗を揚がるところに感動してたが、あれは“やらせ”だった事実は少し前から知ってたが、詳しいことは知らなかった。(おまけ、スピルバーグ製作&脚本の『ポルダー・ガイスト』の中で、テレビ画面に番組の終わりに国歌が流れる星条旗を揚がる彫刻像の映像が印象的だった。)
出演にはやはりドリームワークス製作だけであってか、戦争もの専門(!?)俳優ばかりだ。『クリムゾン・タイド』『白い嵐』で水兵服によく似合うライアン・フィリップ(童顔だが、既に“カカア天下”(失礼!)と思われるオスカー女優リース・ウィザースプーンとの間の二児を持つ父親なんだ!)、ラッセル・クロウと共演した『ミステリー,アラスカ』(日本未公開DVD発売アリ)ニコラス・ケイジと共演した『ウィンドトーカーズ』で軍服似合うセクシーなネイティブ・アメリカンであるアダム・ビーチ、『プライベート・ライアン』『ワンス・エンド・フォーエバー』で名優クリストファー・ウォーケンの再来というべきバリー・ペッパー、『リトル・ダンサー』で英国アカデミー賞などの賞を総なめした天才子役だったジェイミー・ベル(やはり『デス・フロント』という映画は第1次世界大戦下の少年兵として出てる!)など、ジョン・ポルソン監督作品『プール』で注目されてるジェシー・ブラッドフォード、リチャード・ドナー監督作品『タイムライン』で金髪二枚目なポール・ウォーカーなど、若手スターばかりだ。
やっとライアン・フィリップはこれで大役をこなしたかと思ったが、これもまた毎度御馴染みの群衆劇だ(汗)・・・・。それよりも光っていたのはやはりアダム・ビーチだ。
最後まで涙が止まらなくて、重みのあるテーマだ。本当にクリスト・イーストウッド監督らしい作品だ。

2006年10月19日

『シュガー&スパイス/風味絶佳』

邦画『シュガー&スパイス』に聴覚障害者向けの日本語字幕がつくということで初めてTOHOシネマズ錦糸町へ行った。
まだ新しくてきれいな映画館だった。ついでにマンゴーかき氷を食べた。美味しかった。

これがマンゴーかき氷。

★『シュガー&スパイス』
『誰も知らない』でツリ目の美しい子役・柳楽優弥くんの虜になり、ちょっぴり大きくなった『星になった少年』を観てドキドキしてきたけど、今度はついにファーストキス(劇場上で)となると聞いてさらにドキドキしちゃった。しかも相手役には『パッチギ!』で魅力がたっぷりだった沢尻エリカだと聞いて期待が膨らんできた。観たら、期待が裏切らず、ずっと女っぽくなり年下優弥くんをリードする姉御に成長したんだなあと思った。演技も江尻エリカの方が上手だった。優弥くんはまだまだだが、ウブしくて可愛かった~!早くラブシーンを演じられる素敵な青年に成長するのを楽しみだわ。祖母役を演じた夏木まりって本当にカッコいいんだ。

2006年10月08日

『アダム -神の使い 悪魔の子-』

また例の売れっ子の子役スター、キャメロン・ブライト(『記憶の棘』『XーMENファイナルディシジョン』)が出た。共演には曲者の名優ロバート・デ・ニーロ(『エンジェルハート』の時の彼が一番怖かった・・・)、グレッグ・キニア(いやあ、久しぶりだ。『恋愛小説家』『ベティ・サイズモア』)、レベッカ・ローミン(『X-MEN』シリーズで御馴染みの美形なミュウタント)。
『オーメン』のようなオカルト映画かと思ったら、違ってた。先日に読んだばかりの東野圭吾の小説【変身】とスタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』を合わせて二つ割ったようなお粗末様だった。子役の演技だけはよかったが・・・。この作品は2004年なのに、日本公開が遅すぎてちょっと白けてしまった。

2006年10月07日

『ザ・センチネル』『ワールド・トレード・センター』

★『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』
陰謀のものがお好きなアメリカらしい作品だ。マイケル・ダグラス(またホワイトハウスのものがお好き?)やキム・ベイシンガー(ファーストレディーとしては色っぽいすぎるかなと思ったら、納得のものだ。)や大人気テレビドラマ『24』のキーファー・サザーランドなどの凄い顔ぶれだ。しかし、あまり新鮮には感じられず、まあまあだった。日本語字幕もよくなかった。(やっぱり○田氏の字幕翻訳だ。)

★『ワールド・トレード・センター』
これもまた陰謀のものがお得意なオリバー・ストーン監督の新作かと思ったら、違ってた。
あの有名なグランド・ゼロ(元世界貿易センター)の瓦礫から奇跡的に生還した2人の警官の家族愛ドラマだ。この監督にしては珍しいである。ニコラス・ケイジ扮した警官は実際の人物と瓜二つでなかなか良かったが、もっとも良かったのは『クラッシュ』で注目のマイケル・ペーニャ(『クラッシュ』では鍵修理屋さんを演じてた。)扮した警官だ。アカデミー賞作品賞ノミネートは難しくても彼だけはおそらく助演男優賞ノミネートされるだろう。(あくまでも私の独断だが)

2006年10月01日

『記憶の棘』『カポーテイ』

★『記憶の棘』
原題は“Birth”を直訳すると“誕生”になるはずなのに、『記憶の棘』なんて邦画『死の棘』の真似っこみたいで安っぽいだと思う。これじゃ、題名だけでもうネタバレしてまうんだ。
前半はどきどきしたけど、後半はちょっと物足りなかった。でも、ニコール・キッドマンの美しさ(大胆にもショートカット!ちょっと肉がついて『アイズワイドシャット』の時よりもずっと女性らしくてセクシーだったわ!)と熱演ぶりには拍手を送りたい。子役キャメロン・ブライトの演技も恐るべきものだった。これからの成長が楽しみだ。

★『カポーティ』
やっと2006年後期の真打が登場だ。この夏には凡作が続いたので、嬉しかった。
映画『ティファニーで朝食を』と『冷血』は観たので知ってるが、原作者はこの方だったとは知らなかった。名作『冷血』を生むまでの経過を中心にして描いてるが、主人公を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの心境変化の演技が素晴らしかった。『リプリー』の時には出番が少ないとはいえ強烈なキャラが印象的で、『マグノリア』で心の優しい看護師ぶりも素晴らしかったけど、今回は凄かった。さすがオスカー受賞しただけはあるんだと思う。私の勝手な要望だが、いつか『ベルサイユのばら』の再映画化には是非にルイ16世役を演じてもらいたい。(今ではソフィア・コッポラ監督によるのマリー・アントワネット物語を製作進行中だそうだが・・・)

2006年09月28日

『イルマーレ』

『イルマーレ』(アメリカ2006年 原題:THE LAKE HOUSE)を観てきた。『猟奇的な彼女』で日本に知らされるようになり、最新作では『ディジー』に主演し、まだ記憶新しいチョン・ジヒョンが出た韓国版『イルマーレ』(2000年)をハリウッドによってリメイク映画化された。『スピード』(1994年)以来12年ぶりの共演となる大スター、サンドラ・ブロックとリアヌ・リーブスだ。チョンのはまだ若く20代だが、今回は40代の大人のラブストーリーだからどんな風に料理されるかと期待してた。しかし、先に韓国版を見たせいか、あまり新鮮さには感じられなかった。豪華な顔合わせを見るだけで満足だ。脇役には『インサイダー』『ビューティフル・マインド』などの名優クリストファー・プラマー(いったいにお幾つになってる!?)と、『砂と霧の家』でオスカー助演女優賞ノミネートされた美しいイラン人ショーレ・アグダシュルー(書くだけでも難しそうなお名前!)が固まってる。マトリックスシリーズではスリムなのに筋肉質だったキアヌが今回は役柄に合わせてるか知らないが、年相応(貫禄!?)な姿になっていたのにショックだった。

2006年09月27日

『ラフ』

昨日に続けて、聴覚障害者向けの日本語字幕つきで観てきた。『世界の中心で、愛をさけぶ』の名演技を披露した長澤まさみの新作だ。『タッチ』に続けてあだち充のマンガ名作のものでもある。原作の方は昔、雑誌に掲載された初回だけ読んだことがあって、本当にイメージとスタイルがそっくりだ。深くマンガ原作を理解して傑作『NANA』を生んだ大谷健太郎監督の作品だけであって、今回も原作に忠実だった。あだち充の独特なゆっくりしたようなテンポに合わせてるみたいだった。映画の為に競泳と飛び込みのトレーニングに励んだ速水もこみちをはじめ、長澤まさみ、共演たちに拍手を送りたい。難しいところはもちろん吹き替えを使われてるが、見かけだけでも完璧に見えるのって大変だと思う。

2006年09月26日

『UDON』

聴覚障害者の為の日本字幕つきで観てきた。香川県の讃岐うどんを巡る物語だ。うちの両親の故郷でもあり、時々伯母から讃岐うどんを送ってくださり、大好きな食べ物でもある。瀬戸大橋が出来る前までは、“宇高連絡船”に乗って必ず讃岐うどんを注文して食べてきた。本当に懐かしく美味しかった。そしたら、映画の劇中、編集長のセリフに「宇高連絡船のうどんはうまかった」が出て感激してしまった。映画のほうはサービス精神たっぷりでちょっと長すぎる感じだが、まあまあだった。リドリー・スコット監督作品『ブレードランナー』のハリソン・フォード扮する主人公が啜るうどんのパロディーまであって思わず笑えた。あれが、本当に美味しそうだった。

2006年08月09日

今更ですが・・・

この前の映画検定の結果はやはり4級と3級だけは合格したが、2級は邦画の問題が苦手で不合格でした・・・。いやあ、もっと邦画を見なくちゃと思うけど、最近発売された名画のDVDには聴覚障害者の為の字幕はないので、不利なんだあと思います。

2006年05月27日

2回目『ダ・ヴィンチ・コード』『夢駆ける馬 ドリーマー』

★『ダ・ヴィンチ・コード』
2回目の鑑賞となるが、やはり試写会とは一部だけ字幕が変更されてるようだ。○田氏の字幕翻訳に誤訳があった例は本当はトム・ハンクス扮するラングドンのセリフ「ウィトルウィウス的人体図だ」と言うところが字幕では「ダヴィンチの図だ」となってるところだ。誰だって見れば知ってる有名な図なので正確に字幕出るべきだと思う。ま、前回と比べてマシになったけど、やっぱりロン・ハワード監督の説得力が乏しかったような気がする。あまりにも原作に忠実しすぎると映画の面白さが減ってしまう。原作者を怒らせる勇気があれば、黒澤明監督作品『羅生門』とかスタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』とかリドリー・スコット監督作品『ブレード・ランナー』『ハンニバル』みたいに原作の結末とは違うものにすればよかったではと思う。今回同行した父と伯母は聖書をよく読んでおり、あまり深刻にはならなかった。あくまでもフィクションだと受け止め、面白いと言ってた。素晴らしい作品だとは言い難いとか。

★『夢駆ける馬 ドリーマー』
また媚を売るような感じの邦題がよくないと思う。でも、中身を見たら、なかなかいいものだった。目当ては可愛いダコタちゃんと渋くて素敵な父親役を演じたカート・ラッセルだ。『シービスケット』や『レーシング・ストライプス』とダブってしまうが。古く言えば、子役時代のエリザベス・テーラーの『緑園の天使』のリメイク版って感じだった。(美少女だったエリザベスは何と騎手をやってた!ま、特撮を使われてるが)

2006年05月26日

『ブロークン・フラワーズ』

『ミステリー・トレイン』のジム・ジャームッシュ監督の久々の新作!『ロスト・イン・トランスレーション』のくたびれた中年男を演じるとしたらピカイチと言えるビル・マーレイ(今だから告白しますが、昔の彼が苦手でした。出演作品は面白いけど、どうも嫌らしくてズルイなやつだと思ってきました。『恋はデジャ・ブ』以来だんだん好きになってきたんです。)が主演!しかも相手役にはかつてセクシーな方だった女優さん(今でも十分にセクシーだが)ばかりで嬉しかった!シャロン・ストーン姉御(彼女を呼ぶとついついに姉御と言いたくなりそう!それにしてもナイスバディーだったわ)を始め、ジェシカ・ラング(70年代のキングコングに映画デビューした時から知っている方!)、『オルランド』で不思議で魅力的な中性美が印象的だったディルダ・スウィントン、『汚れた血』『トリコロール/白の愛』で美少女だったジュリー・デルピーなどが出て胸が躍った!まるでビル・マーレイが今までの映画の続きでもやってるみたいで面白かった。

2006年05月22日

『ピンクパンサー』『ナイロビの蜂』『アンジェラ』

★『ピンクパンサー』(2006年版)
昔のピーター・セラーズの演じた『ピンクの豹』のリメイク版だが、シナリオも出演のすべて新しく変わりました。スティーブ・マーティンがクルーゾー警部役を熱演してるが、やはり目立ったのはドレフュス警視役を演じたケビン・クラインです。彼ばかり目がいってしまいました。全体的には物足りませんでした。あまり思い切り笑えませんでした。偶然か、フランスでブームになってるか知らないが、クルーゾー警部の愛車はなんと『ダ・ヴィンチ・コード』ソフィーの愛車と同じものでした。体がでっかいアメリカ人にはこの愛車じゃキツくないかなと余計なことを思い浮かんでしまいました。

★『ナイロビの蜂』
おそらく私にとって今年前半期の中でベスト1になるでしょう。『ホテル・ルワンダ』を絶賛したけど、しのぐものになってしまいました。この映画は南アフリカではなく本物のケニアでロケしたのが凄いです。『シティ・オブ・ゴッド』を観て衝撃をうけて「天才!」と思っていましたが、この新作も上手かったです。勝手で思い込みですが、ブラジル出身のフェルナンド・メイレレス監督は、デヴィッド・リーン監督の再来になるでしょうね。今度の新作を待ち遠しくてたまりません。レイフ・ファインズとレイチェル・ワイズの演じたストーリーを見ると、なぜか大好きな名作『ドクドル・ジバゴ』と『ひまわり』を思い出します。

★『アンジェラ』
久々のリュック・ベッソン監督の新作です。なんだかフランス版『ベルリン 天使の詩』って感じでした。監督の映画に登場する美女や美少女の髪型っていつも“おかっぱ”なのですね。もしかして監督の初恋相手もおかっぱだったかしらを思いたくなります。心の温まる切ないラブストーリーです。

2006年05月20日

この本を読んでから・・・


映画『ダ・ヴィンチ・コード』オフィシャルムービーブック(アキヴァ・ゴールズマン著、越前敏弥・青木創訳)

先日、試写会『ダ・ヴィンチ・コード』を観て大いに不満を持っていたのが字幕翻訳だったです。このムービーブックに載せている絵コンテ入りシナリオ(もちろん映画字幕の翻訳担当と違って原作本の訳した方のです。)を読んでから改めて観てみたいと思います。字幕を除いて、いかに作品全体には良くなかったかと見極めてみたいなあと・・・。余談ですが、『ダ・ヴィンチ・コード』と『ポセイドン』の脚色担当が偶然にも同じ方でアキヴァ・ゴールズマンです。私は耳が聞こえないから分からなかったけど、音楽担当は『グラディエーター』のハンス・ジマーだそうです。

2006年03月07日

結果は・・・

私の予想が大抵は大外れでした。あははと笑ってごまかしちゃいます。原題ばかりなので、気がつかなかったけど、短編アニメ賞ノミネートと短編映画賞ノミネートの中にはすでに原宿にて開催されたショートショートフェスティバルで上映されたものがありました。すごいと思った作品がやはりノミネートされただけでも嬉しかったです。それにしても惜しかったのは、ホアキン・フェニックスとポールです。
疑問なのは勘違いな日本芸者の半生を描く『SAYURI』が衣装デザイン賞・撮影賞・美術賞を受賞されたことです。

第78回アカデミー賞受賞したのは・・・

作品賞[Best Picture]
『Crash/クラッシュ』

監督賞[Directing]
アン・リー『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』

脚本賞[Original Screenplay]
『Crash/クラッシュ』

主演男優賞[Actor in a leading role]
フィリップ シーモア・ホフマン『Capote/カポーティ』

主演女優賞[Actress in a leading role]
リース・ウィザースプーン『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

外国語映画賞[Foreign Language Film]
『Tsotsi』(南アフリカ)

脚色賞[Adapted Screenplay]
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』

撮影賞[Cinematography]
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』

編集賞[Film Editing]
『Crash/クラッシュ』

オリジナル歌曲賞[Music (original song)]
『Hustle & Flow』“It's Hard Out Here for a Pimp”

音響編集賞[Sound Editing]
『King Kong/キング・コング』

名誉賞
ロバート・アルトマン

音響賞(録音賞)[Sound Mixing]
『King Kong/キング・コング』

作曲賞[Music (original score)]
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』

美術賞[Art Direction]
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』

ドキュメンタリー賞[Documentary Feature]
『March of the Penguins/皇帝ペンギン』

ドキュメンタリー短編賞[Documentary Short Subject]
『A Note of Triumph』

助演女優賞[Actress in a supporting role]
レイチェル・ワイズ『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』

メイクアップ賞[Makeup]
『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe/ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』

衣装デザイン賞[Costume Design]
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』

実写短編賞[Live Action Short Film]
『Six Shooter』

長編アニメ賞[Animated Feature Film]
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』

視覚効果賞[Visual Effects]
『King Kong/キング・コング』

アニメーション短編賞[Animated Short Film]
『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』

助演男優賞[Actor in a supporting role]
ジョージ・クルーニー『Syriana/シリアナ』


2006年03月05日

第78回アカデミー賞受賞大胆に予想!!

いよいよアメリカの第78回アカデミー賞授賞式が始まりますね。ドキドキですね。
さてと毎年の恒例の予想をさせていただきます。あくまでも独断で偏見で願望のものなのでご了解をお願いいたします。(◎はペコの受賞予想です。)

★作品賞[Best Picture]

◎『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Capote/カポーティ』
『Crash/クラッシュ』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Munich/ミュンヘン』

★主演男優賞[Actor in a leading role]

フィリップ シーモア・ホフマン
『Capote/カポーティ』
テレンス・ハワード
『Hustle & Flow』
ヒース・レジャー
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
◎ホアキン・フェニックス
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
デヴィッド・ストラザーン
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』

★主演女優賞[Actress in a leading role]

ジュディ・デンチ
『Mrs. Henderson Presents/ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ』
フェリシティ・ハフマン
『Transamerica/トランスアメリカ』
キーラ・ナイトレイ
『Pride and Prejudice/プライドと偏見』
シャーリーズ・セロン
『North Country/スタンドアップ』
◎リース・ウィザースプーン
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

★助演男優賞[Actor in a supporting role]

ジョージ・クルーニー
『Syriana/シリアナ』
マット・ディロン
『Crash/クラッシュ』
◎ポール・ジアマッティ
『Cinderella Man/シンデレラマン』
ジェイク・ギレンホール
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
ウィリアム・ハート
『History of Violence/ヒストリー・オブ・バイオレンス』

★助演女優賞[Actress in a supporting role]

エイミー・アダムス
『Junebug』
キャサリン・キーナー
『Capote/カポーティ』
◎フランシス・マクドーマンド
『North Country/スタンドアップ』
レイチェル・ワイズ
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
ミシェル・ウィリアムス
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』

★監督賞[Directing]

◎アン・リー
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
ベネット・ミラー
『Capote/カポーティ』
ポール・ハギス
『Crash/クラッシュ』
ジョージ・クルーニー
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
スティーヴン・スピルバーグ
『Munich/ミュンヘン』


★長編アニメ賞[Animated Feature Film]

『Howl's Moving Castle/ハウルの動く城』
◎『Tim Burton's The Corpse Bride/ティム・バートンのコープスブライド』
『Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit/
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』

★外国語映画賞[Foreign Language Film]

『Don't Tell』(イタリア)
『Joyeux Noel/戦場のアリア』(フランス)
『Paradise Now』(パレスチナ)
◎『Sophie Scholl The Final Days/白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(ドイツ)
『Tsotsi』(南アフリカ)

★脚本賞[Original Screenplay]

『Crash/クラッシュ』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Match Point/マッチ・ポイント』
『The Squid and the Whale/イカとクジラ』
◎『Syriana/シリアナ』

★脚色賞[Adapted Screenplay]

◎『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Capote/カポーティ』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『A History of Violence/ヒストリー・オブ・バイオレンス』
『Munich/ミュンヘン』

★美術賞[Art Direction]

『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Harry Potter and the Goblet of Fire/ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
◎『King Kong/キング・コング』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Pride & Prejudice/プライドと偏見』

★撮影賞[Cinematography]

◎『Batman Begins/バットマン ビギンズ』
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『The New World/宇宙戦争』

★衣装デザイン賞[Costume Design]

◎『Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Mrs. Henderson Presents/ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ』
『Pride and Prejudice/プライドと偏見』
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

★編集賞[Film Editing]

◎『Cinderella Man/シンデレラマン』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『Crash/クラッシュ』
『Munich/ミュンヘン』
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

★メイクアップ賞[Makeup]

◎『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe/ナルニア国物語 第1章ライ

オンと魔女』
『Cinderella Man/シンデレラマン』
『Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith/スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』

★作曲賞[Music (original score)]

◎『Brokeback Mountain』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Munich/ミュンヘン』
『Pride & Prejudice/プライドと偏見』

★オリジナル歌曲賞[Music (original song)]

◎『Crash/クラッシュ』“In the Deep”
『Hustle & Flow』“It's Hard Out Here for a Pimp”
『Transamerica/トランスアメリカ』“Travelin Thru”

★音響賞[Sound Mixing]

『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe/ナルニア国物語 第1章ライオ

ンと魔女』
『King Kong/キング・コング』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
◎『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

★音響編集賞[Sound Editing]

◎『King Kong/キング・コング』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

★視覚効果賞[Visual Effects]

『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』
◎『King Kong/キング・コング』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

★ドキュメンタリー賞[Documentary Feature]

『Darwin's Nightmare』
『Enron: The Smartest Guys in the Room』
◎『March of the Penguins/皇帝ペンギン』
『Murderball』
『Street Fight』

★ドキュメンタリー短編賞[Documentary Short Subject]

『The Death of Kevin Carter』
『God Sleeps in Rwanda』
『The Mushroom Club』
◎『A Note of Triumph』

★実写短編賞[Live Action Short Film]

『Ausreisser (The Runaway)』
『Cashback』
『The Last Farm』
『Our Time Is Up』
◎『Six Shooter』

★アニメーション短編賞[Animated Short Film]

◎『Badgered』
『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』
『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』
『9』
『One Man Band』

2006年02月05日

『ホテル・ルワンダ』

2004年度米国アカデミー賞主演男優賞・助演女優賞・脚本賞ノミネートされた秀作だ。『ミッション・トゥ・マーズ』『トラフィック』の脇役を印象的に演じたドン・チードルが初めて主演した作品でもある。映画パンフのUSAトゥデイ誌のコメントでは「アフリカ版『シンドラーのリスト』だ」となってるが、正にそのものだ。実際には「アフリカのシンドラー」と呼ばれてる。本来なら日本公開は難しいはずだったが、日本の若者たちがネット署名運動で見事に日本公開を実現できた奇跡的な映画でもある。幸いにも近所のシネコンで緊急公開されることになり、さっそく観にいったのだ。オスカー狙いみたいな野心的な『ミュンヘン』なんかよりもずっと心に響くのだ。観終わっても余韻が残る。1994年におきたルワンダの民族紛争の中で1200人以上もする難民を自分の勤めるホテルに匿い、命を救ったのだ。しかも白人ではなくルワンダ人によるのだ。涙が止まらない。素晴らしい!!!おまけに『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされてる旬な男ホアキン・フェニックスが脇をかたまってるのだから、美味しい映画だ。それにしてもひげ面がよく似合ってとてもハンサムだわ。

『ミュンヘン』

1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエル人選手11人が殺された事件で報復する刺客たちの物語だ。最近スピルバーグ監督のマイノリティ・リポート』『宇宙戦争』(トム・クルーズの出しゃばりのせいでマンネリ化の原因かも)『ターミナル』(これもマンネリ化)のような駄作が続いたが、久々の秀作だ。やっぱり“大人”になってしまった監督には娯楽映画をもう作れないかと勝手ながら思ってしまう。『ブライベート・ライアン』の冒頭の戦闘シーンでは今までにない新しい撮影方法がのちに色々な映画に強く影響を与えたようだが(リドリー・スコット監督作品『グラディエーター』や韓国映画『ブラザー・フッド』や邦画『男たちの大和』などの戦闘シーン)、今回はわざとか無意識か知らないが、ほとんどコッポラ監督の全盛時代の作品群の撮影方法や構成とそっくりだ!!!だからアカデミー賞ノミネートされるとは疑問だと言いたいぐらいだ。おまけにスピルバーグ作品には欠かさない字幕翻訳は○田奈津子氏だったが、今回は珍しくも松浦美奈氏(うれしい!!だから眠くならないのだ)

★★以下ネタバレ注意★★まだご覧になってない方は読まないでください。

<『ミュンヘン』とコッポラ監督の全盛期作品群の類似点>

情報源“ルイ”の家=『地獄の黙示録完全版』のフランスの家

主人公エリック・バナが報復する依頼を受ける=『地獄の黙示録』の主人公マーティン・シーンがマーロン・ブランドを殺すようにと依頼を受ける

刺客たちの仕事シーン=『カンバセーション…盗聴…』のジーン・ハックマンの仕事シーン

爆弾製造中と同時の部屋の爆弾の探しの緊張シーン=『ゴッドファーザー』のアル・パチーノが甥の名付け親を務めると同時の敵への報復シーン

他にも『パリは燃えているか』(これもコッポラが脚本を担当した!)などのコッポラの関わった映画のシーンとそっくりだ。

2006年01月28日

『単騎、千里を走る。』

去年の東京国際映画祭で生チャン・イーモウ監督の姿を見て、ずっと見たかった映画だ。いや、『紅いコーリャン』から『初恋のきた道』までずっと観てきたファンである私にとっては待望の新作だ。『HERO』『LOVERS』(海外ではかなり高く評価されるようだが。日本でも大ヒットしたが)のような武侠シリーズははっきり言ってチャン・イーモウ監督には似合わない!中国の田舎の子供とふれあいシーンが絶品だ。素朴さが美しい。余談だが、高倉健と監督ってまるでそっくりな親子みたいだ。

『フライトプラン』

やっぱりジョディ・フォスターはシガニー・ウィーパーと同じく強い母親役によく似合う!!!
実際には最新型旅客飛行機は発表されたが、まだ就航されない二階立て超大旅客飛行機をリアルに描写され、これを背景したサスペンスは面白い!しかし、ちょっと単純で冒頭からすでに犯人が分かってしまった。

2006年01月27日

試写会『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』

昨年度アカデミー賞呼び声の高い作品だ。吹き替えなしで自分の声で歌い、見事に演じきった主役二人ホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンは最近ではゴールデングローブ賞(ミュージカル&コメディ部門)で賞をゲットした。冒頭の少年時代ではまるでホアキンの亡き兄リバーと思わせる(本当にそっくりな子役が出た!)ところがあって胸がジーンとしてしまう。今までは金髪可愛い子ちゃんのイメージ(キューテイ・ブロンド)の強かったリーズは黒く染めてかなり痩せて大人の女に見事に変身した!!!
多くのアーティストに影響を与えたカリスマ性のあるアーティストの生涯物語である。

2006年01月21日

『レジェンド・オブ・ゾロ』

前作ではほとんど名優アンソニー・ホプキンズの一人舞台だったが、今回はパワーアップしてキャッサリン姉御のセクシーさとアントニオ・バンデラスのラテン系フェロモンがぷんぷんしていて良かった。理屈抜きで楽しかった!!!昔良き懐かしき(私は知らないが)活動写真のようで面白かった。
前作から長く続編を作らなかったが、アニメ『シュレック2』ではアントニオが“長靴を履いたネコ”の声を演じ、ゾロのパロディ満載で好評を得たらしく、ついに復活されたのではないかと(あくまでも私の勝手な予測だが)思われる。

『プライドと偏見』

正直に言ってイマイチだった!!!アメリカでは高く評価されてるようだが、前のイギリスBBCテレビミニシリーズ『傲慢と偏見』(コリン・ファース主演)の方が遥かに優れてる。イマイチなのはおそらく○田奈津子氏の字幕翻訳のせいかもしれない(涙)・・・。相手役には確かにハンサムなのかもしれないが、どう見てもトム・ハンクスをちょっと顔整えた感じなので、駄目だった。ごめんなさい。キーラ嬢の熱演ぶりには拍手を送りたいが、現代っ子っぽくて品がなかった・・・(確かにヒロインのキャラにはぴったりかも。)。

『博士の愛した数式』

聴覚障害者の為の日本語字幕付きで観て来た。
予告編を観てみると韓国映画『私の頭の中の消しゴム』+米国アカデミー賞作品賞受賞作品『ビューティフル・マインド』+先日見たばかり『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』を三つ割ったようなよくあるものかと思い込んでしまい、あまり期待しなかった。でも、観たら、素晴らしかった。数式の面白さが分かりやすく説明され、こういう楽しい数学授業をもっと早く受けたかったんだ!美しいメッセージが数式に隠されるとは驚きだった。

2006年01月19日

『THE 有頂天ホテル』

★1月17日(火)

聴覚障害者の為の日本字幕付きで観てきました。今だから白状しますと三谷幸喜監督作品を観るのは初めてでした。10本の主演映画を出してもおかしくないほど、超日本映画オールスター総出演でした。
大晦日の夜、ある一流ホテルにて起きる色々なエピソードを織り交ぜてながら同時に進行する映画です。昔の故・伊丹十三監督作品『たんぽぽ』を思わせるところがあってなかなか面白かったです。特に恐るべきなのは出番が少ないのにものすごい存在感を出したオダギリ・ジョーです。

2006年01月18日

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』

★1月18日(水)

原題は『Proof/証明』なのに、邦題が『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』なんてラッセル・クロウ&メグ・ライアン主演『プルーフ・オブ・ライフ』と間違えやすくて困るけどなあ・・・・。そういえば、原題の方もラッセル・クロウのオーストラリア映画時代の『Proof/証拠』(主演は『プリシラ』&『ロード・オブ・ザ・リング』&『マトリックス』シリーズで有名なオーストラリア出身ヒューゴ・ウィービング)と混同しそうでした。
パンフの解説によりますと、アメリカの舞台で絶賛され多くの賞を受賞してる優れた戯曲の元にして映画化だそうです。ヒロインは最近脂の乗った美味しい演技力を身につけてるグウィネス・パルトロウです。正に彼女がこの役を演じる為に生まれてきたような当たり役です。舞台でもヒロインを演じてるそうです。
まるで女性版ビューティフル・マインドです。製作年を調べてみたら、2年前の2004年度作品だったです。いい作品なのに、日本公開が遅れてるなんてあんまりだと思ってしまいました。

2006年01月05日

『ロード・オブ・ウォー』

『ロード・オブ・ザ・リング』を捩ったタイトルから見ると、何だかブラックユーモアで皮肉った三流っぽい風刺映画かと思って観にいった。期待を超える素晴らしいできばえだった。本当に映画を作って監督や俳優の命が大丈夫なのと思えるぐらい、武器商人物語なんて大胆な構想だった。と思ったら、やはりアメリカ資本ではなくて外国の資金の元で作ったそうだ。ニコラス・ケイジ主演新作!アンドリュー・ニコル監督はニュージーランド出身(最近のヒットメーカーは非アメリカ人が圧倒的に多いなあ。)でピーター・ウィアー監督作品『トゥルーマン・ショウ』の脚本を手掛け、『ガタカ』を初監督し、アル・パチーノ主演『シモーヌ』を作った天才なのだ。ニコラス・ケイジのセリフが名作『チャップリンの殺人狂時代』のラストシーンの名台詞を思い出せるものばかりだ。ホアキン・フェニックス主演『戦争のはじめかた』やマイケル・ムーア監督『華氏911』『ボウリング・フォー・コロンバイン』や昔のリチャード・アッテンボロー監督『素晴らしき戦争』(1970年)に匹敵する秀作だ!!!あまり話題にならないのが不思議だ。偉人ノーベル博士の過去(死の商人と呼ばれていた)とも思い出す。実弟のニトロ爆発事故とも似ている。

2006年01月04日

『あらしのよるに』

知らなかったけど、大変な評判になってる絵本から映画化だそうだ。今回は聴覚障害者の為の日本語字幕がついてると聞いて映画館へ駆け込んだ。オオカミとヤギの友情なんて現実なら無理な話だが、愛があれば障害を乗り越えるというテーマには共感が出来た。絵タッチがとてもやわらかくて愛らしかった。ヤギのキャラがどうも手塚治虫っぽいなあと思ったら、やはり杉井ギサブロー監督は手塚治虫率いる虫プロ出身だった。泣けるところがあって良かった。

2006年01月03日

『秘密のかけら』

あの『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファースと『ミスティック・リバー』で好演したケヴィン・ベーコンと『マッチステッィク・メン』で実際の年齢24歳ながらも見事に14歳の少女を演じきったアリソン・ローマンが今までと違ってかなり官能的な性描写に挑戦した!なかなか面白かった。

2005年11月16日

『イン・ハー・シューズ』

11月15日(火)

★『イン・ハー・シューズ』

製作総指揮:トニー・スコット(代表作:トップガン)、製作:リドリー・スコット(代表作:グラディエーター)、監督&製作:カーティス・ハンソン(代表作:L.A.コンフィデンシャル)といったすごい顔ぶれ。主演には『バニラ・スカイ』のキャメロン・ディアスと『スポッツウッド・クラブ』で映画デビューし『シックス・センス』の母親役を演じてオスカーノミネートされたトニ・コレット。祖母役にはあの往年大女優シャーリー・マクレーン(相変わらずナイスバディ!)!カーティス・ハンソン監督の作品は常にファンを裏切らず傑作が多い。今回も二人の演技がとても素晴らしくておそらくオスカーノミネートされそうだ(あくまでも私の予想だが、外れたらごめんなさい。)。最後の感動シーンがあって涙が止まらなかった。姉妹の葛藤と絆の話なので、なんだか他人事と思えなくて強く共感があった。

『親切なクムジャさん』『ヴェニスの商人』

11月12日(土)

★『親切なクムジャさん』

常に世界の映画祭にて賞を多く取ってる韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督の復讐三部作のラスト!NHKにて放映中の韓国ドラマ『官廷女官チャングムの誓い』(もちろん私は嵌ってる!)の主演を演じて大人気のイ・ヨンエの久々の映画主演作でもある。今までの清純なイメージとはガラリ変わり汚れ役を演じながらも完全に清純さが失わなかったのがすごい!パク監督の『JSA』『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』の出演者たち(ソン・ガンホ、ユジテ)がカメオか脇役に総出演し、本当に豪華な映画だ。確かにマンガチックな描写や『オリエント急行殺人事件』などのミステリーや時事のパロディだらけだが、うまくまとまってる。パク監督らしい趣味で、きつい模様した壁紙やワンピースの柄があって素晴らしかった。普通だったら、模様って組み合わせが難しいはずである。けっこうグロいなところがあるので、苦手な方には要注意。

★『ヴェニスの商人』

ハリウッド映画史上初のカラー版映画化である!(信じられない!)演劇バトル漫画『ガラスの仮面』の中にチラッと『ヴェニスの商人』の話が出ており、わが母校の文化祭に上演した英語手話劇でもあって少しだけは知ってたが、詳しいことは知らなかった。大好きな男優(しつこいが)のひとりでもある名優アル・パチーノが演じると聞いて期待が膨らんだ。さらに相手役には英国名優ジェレミー・アイアンズ、そして『恋におちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ(シェイクスピア専門俳優かと言いたくなりそう。)。アル・パチーノ扮したシャイロックの友人役には『グラディエーター』の故オリバー・リードの奴隷商人プロキシモの交渉相手役をちょっとだけ演じて印象残ったアラン・コーデュナー。本来なら喜劇なのに、監督の新解釈とアル・パチーノの役作りによってユダヤ人の悲劇のものになった。なかなか面白かった。特筆べきなのは名優たちに引け取らず対等的にうまく演じきったポーシャ役のリン・コリンズだ。ストーリーを知らなくてもわかりやすくて親しみやすいシェイクスピア映画。

『ブラザーズ・グリム』

11月10日(木)

★『ブラザーズ・グリム』

私の大好きな監督の一人でもあるテリー・ギリアム(代表作:12モンキーズ、フィッシャー・キング、未来世紀ブラジルなど)の待望の新作!主演には『オーシャンズ12』のマット・ディモンと『ロック・ユー!』のヒース・レジャー。他には『マレーナ』の美貌のモニカ・ベルッチというだから、もっとすごい映画になるかと期待したが、外れだった。マット・ディモンのコスチューム姿ってあの悪名高きセンスの悪い『リプリー』のイメージ(悪く言えばジミー大西そっくりさん)がどこかへ消えるほど二枚目だ!もっと時代劇をやるべきではと思う。テリー・ギリアム監督の毎度おなじみの宙つりシーンがあって思わずニンマリしてしまった。

2005年11月05日

『力道山』

東京国際映画祭 力道山 舞台挨拶.jpg

10月30日(日)
第18回東京国際映画祭 特別招待作品クロージング『力道山』

昨日に続けて同じくオーチャードホールにて鑑賞しました。

戦後の日本人が熱狂した史上最大スーパースターだったプロレスラーの力道山の半生を描く日韓合作です。
私が生まれる前の出来事だが、小さい頃からよく父に聞かされて力道山という名前だけは知っていました。実は朝鮮人だったことも知ってたが、色々な昭和史のドキュメンタリーや歴史本やスポーツ史などには素敵な笑顔した力道山の姿しか載せていませんでした。おそらく本当の彼の姿は知らされてないかと思います。この映画は半生というよりも英雄の裏の素顔に近い物語で、相撲力士の時から兄弟子に苛められ、味方だとばかり思われた後援会長まで裏切られるなど波乱万丈な生涯だったとは本当に知りませんでした。日本プロレスを作ったのも彼だったとは知らなかったです。

大作にふさわしく、力道山役には韓国製ロバート・デ・ニーロと呼ばれるカメレオン名優ソル・ギョング(上の写真、タキシードの上着を着て下にはジーンズを穿く個性的な男性)が演じ、日本からもベテランの藤竜也、『電車男』のエルメス役を演じて話題になっていた中谷美紀、山田洋次監督の『学校』で好演した荻原聖人などの豪華なキャストが脇を固まりました。生でソル・ギャングを見るのは二度目です(嬉)。彼を初めて見たのは、『シル・ミド』のジャパンプレミアの時でした。『ペバーミント・キャンディー』とか『オアシス』などの秀作に主演して素晴らしい演技を披露しています。韓国映画だから、てっきり日本語は一部だけで韓国語ばかりと思ったけど、まさか日本語だけだったとは思ってみませんでした。ソル・ギャングは難関な日本語を見事に97%も喋りまくっておりました。映画の字幕は映画祭の為に英語字幕ばかりでした(聴覚障害者である私には悲しかったです)。外国映画によるの日本文化は間違いだらけだったが(例えば『ランジング・サン』とか『ラストサムライ』とか最新作『サユリ』など)、今回はほぼ正確な文化描写に大いに満足しました。芸者の舞踏も太鼓叩きも本格的でした。相撲部屋の中も本物と変わらず素晴らしかったです。

おまけ
その映画が終わった後、映画祭のクロージングセレモニーが行われました。コンペティション審査委員長チャン・イーモウ監督(私の憧れの監督!代表作『HERO』『紅いコーリャン』『LOVERS』など)、審査員には桃井かおり(最新作『サユリ』で怪演したのが話題になってる)、『リング』の原作者でもある鈴木光司、超有名な『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのプロデューサーのバリー・M・オズボーン、『めぐり逢えたら』のプロデューサーのゲイリー・フォスター、ドイツの映画評論家ロナルド・ハロウェイといったすごい顔ぶれでした。黒澤明賞のプレゼンターには黒澤明監督の愛娘でもある黒澤和子さんが務まり、山田洋次監督も来ていました。受賞されたのは、『悲情城市』のホー・シャオシェン監督でした。サクラグランプリ(変なネーミング。トロフィーもお粗末!)は佐藤浩市主演『雪に願うこと』でした。主演男優賞は佐藤浩市、主演女優賞はダブルで『私たち』(中国)のジン・ヤーチンと『女たちとの会話』(アメリカ)のヘレナ・ボナム・カーターでした。残念なことに主演であるヘレナ・ボナム・カーターは現れないで代理人が受賞したんです(おそらく規模の小さな映画祭には興味がないかしら・・・と勝手ながら思ってしまいました。)。
豪華な映画人が集まったというのに、セレモニーは本当につまらなくて地味すぎました・・・。最後には、セレブな映画人を舞台の端に置いて映画祭のスタッフが全員ぱっと出るとは・・・本当に絶句してしまいました。一生懸命に働いたのは認めるが、お粗末な演出だけはやめてほしいなあと思います・・・。

2005年11月02日

『オリバー・ツイスト』

東京国際映画祭オリバー.jpg

10月29日(土)
第18回東京国際映画祭・特別招待作品『オリバー・ツイスト』
オーチャードホールにて観てきました。あのアカデミー賞監督賞を受賞した『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督の待望の新作です。昔の『オリバー!』の名子役スターのマーク・レスターの再来と思わせる(上の写真)美少年バーニー・クラークが舞台挨拶のためにやってきました。本当にかわいいでした。凄かったのは、『ガンジー』の名優ベン・キングズレーが怪演したフェイギン役です。今まではカリスマ性のあふれて誇りの高き役柄が多かったが、今回は卑怯でせこくて汚いスリ団のボスを演じていて完全に別人です。ロマン・ポランスキー監督らしい作風で前作『戦場のピアニスト』や『フランティック』(ハリソン・フォード主演)や『テス』などを思わせるシーンがあって思わずニンマリしてしまいました。主役がひどい目にされながらも心の純粋さを失わないのが心に打たれました。

2005年10月07日

『NANA』

今日、聴覚障害者用の日本語字幕付き『NANA』を観てきました。
評判通り、2人のヒロインに共感でき、友情の美しさに打たれ涙が止まりませんでした。
邦画の独特な臭さがなくて、上手く編集され、なかなか良かったです。

私の写真


グリーンランドのラッセル氷河

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館の前にて

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館内にて