『ブーリン家の姉妹』
待望の歴史劇新作です。あの有名なヘンリー8世と、未来女王エリザベス1世の生母なるアン王妃とその心優しき妹の愛憎物語です。
ヘンリー8世扮するのはオージー俳優エリック・バナ、野心的で知的でカリスマ性溢れるアン王妃には恐らくハリウッド一の才媛ナタリー・ポートマン、姉とは正反対の控え目で愛情溢れるメアリーには『真珠耳飾りの少女』のスカーレット・ヨハンソンです。ライバル同士のぶつかり合う演技が最高です妹から王を奪い勝ち取って見下す微笑するナタリー・ポートマンには鳥肌立つほどでした。控え目ながら慈愛深い微笑するスカーレット・ヨハンソンも凄かったです。正にマンガ「ガラスの仮面」劇中「ふたりの王女」の姫川亜弓と北島マヤのぶつかり合う演技のそのものでした(知らない方々、ごめんなさい)
エリック・バナのヘンリー8世には『1000日のアン』のリチャード・バートンや『わが命つきるとも』のロバート・ショウ等歴代名優の名演技が忘れられなくて、物足りないと思いました。最初にラッセル・クロウにヘンリー8世オファーがあったそうで、彼の演技が凄く見たかったので、どうしてもエリック・バナとラッセルのマキシマスがダブって見えてしまい、しかたがありませんでした。
衣装デザインはとても素晴らしく、姉妹の性格がわかりやすく工夫されています。
『1000日のアン』のリメイク版があったら是非にラッセル・クロウが演じてほしいと思います。


