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『グーグーだって猫である』

私のもっとも大好きな「花の24年組」の漫画家の一人でもある大島弓子先生の自伝エッセイマンガ「グーグーだって猫である」の映画化です。「花の24年組」については、1949年(昭和24年)頃生まれで、少女マンガ歴史を塗り替えた偉大なる女流漫画家のことです。青池保子、池田理代子、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、木原敏江、山岸凉子、樹村みのり、ささやななえこ、山田ミネコたちです。大抵はマンガジャパンとかボランティアとかサイン会とか活躍なさっていますが、顔写真を公開せず、メルヘンチックな自画像(本当に似ているかどうかは怪しいですが)しか載せなくて、謎の漫画家の存在だったのは大島弓子先生です。私はかつて漫画家追いかけをやっていたけど、なかなか大島弓子先生には会ったことがありませんでした。

大島弓子作品の映画化は多くありますが、ご自身のエッセイの映画化はおそらく初めてかもしれません。違っていましたら、お許してください。大島の分身ともいえる“小島麻子”扮するのは、キョンキョン(もう死語か)こと小泉今日子だと聞いて、今までの自画像のイメージとは違って美人女優が演じるなんて驚きました。いや、実際には「花の24年組」は本当に美人ばかりなので、本物に近いかもしれないと思います。失礼なことばかりですみませんでした。

以下ネタばれです。

15年間連れ添った愛猫「サバ」の死により、スランプに落ち、再び美しい猫「グーグー」に出会い、アシスタントたちや編集者たちとの交流の物語です。マンガと同じくゆっくりしていて、ほのぼのとした映画でした。謎の青年に恋するところにはドキドキしました。謎の青年扮するのは最近あっちこっちの映画の引っ張りだことなってる加瀬亮です。加瀬亮って頼りがなさそうな外見なのに、美人女優ばかり共演するちょっとしたイケメン俳優なんですね。こういうころがハリウッドの引っ張りだこになってるジェームズ・マカヴォイと共通しますね。そうと思うのは私だけでしょうか。もっと加瀬亮のラブシーンが見たかったなあと思います。演じたらきっと巧いのに違いはないと思いますけどね・・・。『ハチミツとクローバー』といい、『オリヲン座からの招待状』といい、『めがね』といい、『犬と私の10の約束』といい、『山のあなた~徳市の恋~』といい、純情でプラトニックラブ系が多すぎますなあ。
犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』に出た上野樹理は今回も語り部というべき重要な登場人物アシスタントを演じており、本当にぴったりでした。尊敬する麻子が青年に取られて、複雑な思いするところが巧いなあと思います。かつて大根役者といわれてた元アイドルスターの小泉今日子はもうへぼとは言わせないぐらい大女優の貫禄がつき、余裕のある演技力が光っていました。きっと舞台で演技力を磨いてきたのに違いはありません。

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映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館の前にて

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館内にて