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『王妃の紋章』

チャン・イーモウ監督の新作中国映画『王妃の紋章』を観てきました。邦題を見て一瞬細川智栄子マンガ「王家の紋章」(今まだ連載中で新記録更新中)かと思っちゃいました。原題はもちろんかなり違うようでした。『王妃の紋章』は本当に金ピカで超ゴージャスなオペラのような超大作です。今まで見たことの無い黄金時代の唐王時代の滅亡物語です。いや、20世紀FOXの屋台骨を揺るがした超大作で失敗作といわれた『クレオパトラ』に匹敵する派手なものでした。
さすが大作だけであってか、中国語圏から召集された超大物キャストとスタッフでした。今年オスカー衣装デザイン賞ノミネートされ、チャン・イーモウ監督は今年の北京オリンピックの総合ディレクターに選ばれ、まるで宣伝の為の作品のようでした。
単なる歴史絵巻に終わるかと心配だったけど、それが杞憂でした。
あの『紅いコーリャン』を初め、私の好きなチャン・イーモウ監督の“赤の時代”の本質とは変わらず、王族の愛憎劇を巧みに描き、素晴らしい映画でした。かつて監督のパートナーだったコン・リーはさすがハリウッド映画進出しただけであって、演技が巧かったです。チョウ・ユンファもすっかり貫禄がついてカリスマ性があふれていました。アクションの面も熟練らしく素晴らしかったです。
私は実際に北京にある故宮を見たことがあるので、ほぼ同じ位の規模に建てられるのにビックリしました。かなりお金をかけたでしょう。今では老朽され、色褪せた故宮と違って、生きた唐王時代の艶やかな宮殿なのです。衣装も手作りされたかと思わせる贅沢な刺繍され、本当に美しかったです。エキストラも大国である中国だからこそ、ものすごい数でした。もう、肝が抜かれました。『グラディエーター』のダイヤモンド隊形の戦法シーンと思わせるところがあって思わずニンマリしてしまいました。

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映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館の前にて

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館内にて