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2008年04月17日

『王妃の紋章』

チャン・イーモウ監督の新作中国映画『王妃の紋章』を観てきました。邦題を見て一瞬細川智栄子マンガ「王家の紋章」(今まだ連載中で新記録更新中)かと思っちゃいました。原題はもちろんかなり違うようでした。『王妃の紋章』は本当に金ピカで超ゴージャスなオペラのような超大作です。今まで見たことの無い黄金時代の唐王時代の滅亡物語です。いや、20世紀FOXの屋台骨を揺るがした超大作で失敗作といわれた『クレオパトラ』に匹敵する派手なものでした。
さすが大作だけであってか、中国語圏から召集された超大物キャストとスタッフでした。今年オスカー衣装デザイン賞ノミネートされ、チャン・イーモウ監督は今年の北京オリンピックの総合ディレクターに選ばれ、まるで宣伝の為の作品のようでした。
単なる歴史絵巻に終わるかと心配だったけど、それが杞憂でした。
あの『紅いコーリャン』を初め、私の好きなチャン・イーモウ監督の“赤の時代”の本質とは変わらず、王族の愛憎劇を巧みに描き、素晴らしい映画でした。かつて監督のパートナーだったコン・リーはさすがハリウッド映画進出しただけであって、演技が巧かったです。チョウ・ユンファもすっかり貫禄がついてカリスマ性があふれていました。アクションの面も熟練らしく素晴らしかったです。
私は実際に北京にある故宮を見たことがあるので、ほぼ同じ位の規模に建てられるのにビックリしました。かなりお金をかけたでしょう。今では老朽され、色褪せた故宮と違って、生きた唐王時代の艶やかな宮殿なのです。衣装も手作りされたかと思わせる贅沢な刺繍され、本当に美しかったです。エキストラも大国である中国だからこそ、ものすごい数でした。もう、肝が抜かれました。『グラディエーター』のダイヤモンド隊形の戦法シーンと思わせるところがあって思わずニンマリしてしまいました。

2008年04月07日

お誕生日おめでとうございます!

ラッセル・クロウ様へ
お誕生日おめでとうございます。あ、結婚記念日もおめでとうございます。
今度もいい映画に出続けてください。ご健勝をお祈り申し上げます。

2008年04月05日

名優チャールトン・ヘストンが逝く!

5日に米国の名優チャールトン・ヘストンが亡くなったそうです。
私にとっても思い出の深いスターでした。小さい時、史劇ファンである両親に連れられてリバイバル映画『ベン・ハー』と『十戒』を観て、彼のかっこ良さに惹かれました。セシル・B・デミル監督のおっしゃる通り、チャールトン・ヘストン扮するモーゼ役は正にミケランジェロの描いたシスティーナ礼拝堂の天井画のモーゼのそのものでした。他の俳優では考えられないほど、適役でした。杖を叩きつけて川を二つ割るシーンって映画史上に名残る名シーンでした。(ま、特撮のおかげですが)アクターズ・スタジオのメンバーであるマーロン・ブランドやポール・ニューマンたちが蹴ったベン・ハー役を引き受けて、オスカーを得たぐらいだから、名優だと思います。大根役者だといわれてるらしいけど、本当だったら、『ベン・ハー』は名作にならなかったでしょう。『猿の惑星』もSF映画史上に残る名作になっています。テイム・バートン監督によるのリメイク版『猿の惑星』(ま、チャールトン・ヘストンご本人が特別出演したが)なんておもちゃ同然でした。記憶に新しいのは、全米ライフル協会の会長を務め、マイケル・ムーア監督のアポ無し突撃ドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロバイン』にて批判される立場になったところでした。それを観てちょっと複雑でした。ま、それを別にして、『カーツーム』『大いなる西部』『エル・シド』『黒い罠』『地上最大のショウ』『ソイレント・グリーン』『三銃士』『四銃士』『エアポート’75』『北京の55日』『偉大なる生涯の物語』『ピラミッド』『地球最後の男/オメガマン』『大地震』『ハイジャック』『華麗なる激情』『エニイ・ギブン・サンデー』等等・・・・スペクタクル大作、パニック映画、偉人物語、歴史映画、SF映画、戦争映画、スポーツ映画、サスペンス映画、娯楽大作、文学映画、あらゆるジャンルに出演していました。本当にお疲れ様でした。

『ベン・ハー』はもしなかったら、『グラディエーター』が生まれていなかったでしょう。

ご冥福を祈り申し上げます。

私の写真


グリーンランドのラッセル氷河

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館の前にて

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館内にて