『NANA2』
聴覚障害者向けの日本語字幕付きで観た。前回と違って既に原作マンガを読んだので、内容は大抵知っているので、どんなふうに料理されるかと楽しんだ。前作では、はまり役だったハチ公こと、奈々役の宮崎あおいから市川由衣に変わってしまったことは予告編で知り、残念だった。しかし、観てるうちにだんだん原作の奈々によく似ていて気にならなくなった。原作(現在16巻目)の後半になると話が複雑になり、ドロドロな状態なので、役作りは難しくなるはずだ。それを市川由衣は見事に演じきった。役者交代の中でもっとも気に入ったのは美少年シン役を演じた本郷奏多(なんと原作と同じ16歳なんだ!)である。前作ではちょっと老けたような感じだったが、今回は年齢が一緒だけであってか、愛らしくて正に原作のシンのそのものだった。カリスマ性のあふれたもう一人のナナ役は前作に続いて中島美嘉、ノブ役の成宮寛貴とタクミ役の玉山鉄二とヤス役の丸山智己も前作と同じ。レン役は松田龍平から姜暢雄に変わってしまい、違和感があってあまり受け入れにくかった。タクミは前作では出番はラストシーンだけだったが、今回は重要な人物だった。原作と同じく、女扱いが慣れていて、つわりで苦しむ女性への心憎い気配りまであって上手かった。もっと続きを見たかったのに、どうやらパート2で終わりらしく残念だ。


