『ジャパニーズ・ストーリー』『ココダ前線』
オーストラリア映画祭(以下ネタバレ注意!)
★『ジャパニーズ・ストーリー』
2003年 原題:Japanese Story
前のラッセル・クロウ&工藤夕貴主演のオーストラリア映画『ヘヴンズ・バーニング』と思わせる変な日本人とのロードムービーだ。主演には『シックス・センス』でハーレイの母親役を演じてオスカー助演女優賞ノミネートされたことのあるオーストラリアのカメレオン演技派トニ・コレット(出演作:映画デビュー作『スポッツウッドクラブ』でラッセル・クロウと共演。『ミュリエルの結婚』、『イン・ハー・シューズ』でキャメロン・ディアスの姉役を。)。日本人役には劇団青年座の綱島郷太郎。オーストラリア映画主演作だというのに、日本一般公開されないなんて・・・と思ったら、やはりまた時代遅れで変な日本人だった。今時、手巻き式超アナログなカメラをぶら下がったり、名刺交換を行ったりするシーンには思わず絶句してしまった。せめてソニーかキャノンかニコンなどのデジタルコンパクトカメラを持ち歩いて欲しかった。もしかして黒澤明監督作品群の現代劇の三船敏郎を日本人像の基準にしたのではないかと思う。靴をそろえたり、服をきれいに畳んだりして昔風の海パン(今なら短パンのようなものか、ビキニタイプだろうが・・・)をはいて泳ぐなんて・・・。ひどいところばかりに目が行ってしまったが、話が進むにつれて、トニ・コレットの熱演に心を打たれた。なかなかいい映画だ。
★『ココダ前線』
1942年 ニュース映画 原題:Kokoda Front Line
第二次世界大戦の時のニューギニア戦線(敵は日本軍)のドキュメンタリー映画。
短いだが、日本人にとっては心が痛い映画だ。『ジャパニーズ・ストーリー』と併映するなんてグッドタイミングだと思う。日本人とオーストラリア人の関係が分かる。


