『証拠』
やっと私にとっての本命のオーストラリア映画祭の映画だ!!!(1991年 原題:Proof)
オーストラリアの秀作なのに、第4回東京国際映画祭(ヤングシネマ1991コンペティション東京ブロンズ賞受賞作品でもある)しか上映されず、日本の一般劇場未公開作品なのだ。
ラッセルファンやヒューゴファンが大勢にくるだろうと予想して、朝早くフィルムセンターの前に着いて、てっきり自分が一番乗りかと思ったが、既に先客が一人いた。某ラッセルファンサイトにオーストラリア映画祭の入場方法を書き込んだせいで、思ったよりも早すぎたので、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。(だって受付嬢に聞いてきた情報だもの・・・。)
すると、開館時間の30分前になってやっとぞろぞろとラッセルファンが集まったようだ。知り合いの方がいらしてないかと胸がドキドキだった。いやあ、大スクリーンでのラッセル・クロウに逢えるなんて『シンデレラマン』以来1年ぶりなので感無量だった。開館され、大ホール用のロビーのソファーに順番に並んで座って、上映開始45分前になると警備員さんが2階のロビーに案内された。これもまたソファーに並んで座った。30分前になると、チケット販売開始され、やっと開場の席にたどり着くのである。けっこう長い時間がかかったはずなのに、あっという間に時を過ぎた感じだった。大半の観客はやはりラッセルファンが埋め、後はいつもの映画祭の常連客さんだった。
今までは『証拠』を劇場で観たことがなく、アメリカのクローズドキャプション機能(もちろん英語字幕)付きのVHSソフトを持っており、何回も観た好きな作品だ。今回は日本語字幕がついてるせいか、字幕なしよりも数倍も良くて涙がこぼしてしまった。
今ではハリウッドで活躍するオーストラリア出身スター、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで“エルロンド”役や『マトリックス』シリーズで“スミス”役で有名なヒューゴ・ウィービングと、『グラディエーター』でオスカー主演男優賞を獲得したセクシーなラッセル・クロウの豪華な顔合わせだ!!!ヒューゴは盲人写真家マーティン役を演じて、オーストラリアのアカデミー賞に匹敵するオーストラリア映画協会賞を受賞し、ラッセルも盲人に親切(?)する好青年アンディ役を演じて助演男優賞を受賞したのだ。ラッセルがその後、『ハーケンクロイツ・ネオナチの刻印』で過激なヒトラー信仰持つハンドーを演じて主演男優賞(もちろんオーストラリア映画協会賞のことである)を受賞するが、本当にまったく違うタイプのキャラなのでラッセルの役作りには驚異するばかりだ。アンディが登場すると、思わずキャアアアと叫んでしまいそうで、純粋に映画を愛するおじ様たちに迷惑をかけたくないから、自制するのがせいっぱいだった。あたりまえなことだが、まだ20代のラッセルは痩せていて可愛かった!!!(~もうだめだわ・・・この可愛い青年をさらってしまいたい衝動を抑えるのが大変だった。ああ、これって理性を失うばかりだわ。)やっぱり若い時から演技がうまかったなあと、再確認できた。ヒューゴも素晴らしかった。涙ちょうだいものではなく、ありのままの盲人を描いてあって、同じ障害を持つ私にとっても快いだ。映画を観て満足するのは本当に久しぶりだった。ラッセルとヒューゴはハリウッド映画よりもオーストラリア映画のほうが自然で伸び伸びした演技を披露してるなあと思うのは気のせいだろうか・・・。もう一度この映画を観たかったが、次回の上映はお昼なので会社を休めないので断念した(涙)。
余談だが、『証拠』を手掛けたジョスリン・ムアハウス監督によるの新作『ユーカリの樹(仮題)』にはラッセル・クロウをはじめ、ニコール・キッドマン、ヒューゴ・ウィービング、ジャック・トンプソンたち(オーストラリア映画界の至宝というべき顔ぶれ)が共演するはずだったが、脚本がよくないということで白紙に戻ってしまったことを惜しむわ・・・(涙)。



コメント
私が着いた時は既に2階にいらしたのですね。どうりで私が入場した時、思ったよりも観客が多くて不思議だったのですよ・・・。作品はかなーり好きになりました。
二人とものびのびと演技、に同感です。
投稿者: ゆりぶう | 2006年10月14日 23:12
今晩は!いつもご訪問どうもありがとうございます。先日、下見についでに会場の受付嬢に聞いたら、混むそうな土日の朝は9時半からセンターの前に並ぶといいでしょうと言われました。8時45分頃に着いてみたら、先客一人だけでした。
ええ、VHSで見るよりも数段と良かったですよね。同感してくださってどうもありがとうございます。
投稿者: ペコ管理人 | 2006年10月15日 00:01
その「先客」です。ごめんなさい、他のサイトで「ぺコさんと会った」って書いちゃったよー。すみません!
「証拠」よかったですね。期待以上でした。あんな普通にかわいい役は逆にむずかしいと思う。
ぺコ様、あそこで言いかけたことですが(入場が始まって中断してしまったけど)、「『破壊屋』ってサイトやってるプロの批評家さんも、『4級にやっと受かってほっとして、3級の問題見たら難しいから受けないかもしれない』って書いてましたよ、3級合格のぺコ様はすごい!」ってことでした。
ラッセルが登場したとき、私の周囲の何人かの方は「うっ」と息を呑んだ気配がしたような。気のせいかな?(笑)
投稿者: じゅうばこ | 2006年10月15日 00:23
じゅうばこ様
お久しぶりでしたね。お疲れ様でした。いえ、じゅうばこ様のことを先客だとばらしても大丈夫かなと思って名前を伏せました。
既に書き込んでいらして、ほっとしました。
私の情報を信じて早くいらして、本当に申し訳ないと思います。
ここでお詫びを申し上げます。
遠いところからはるばるにいらして、じゅうばこ様のラッセルへの愛が感じました。参りましたわ。
映画検定のことですが、セレブ(映画関係者や映画スター)が試験に現れなくて(たぶん変装でもいらしたかもしれないが)、万一不合格だったら恥ずかしいから来ないかと勝手に思い込んでしまいました。しかし、本当にプロの評論家さんが受験したとは知りませんでした。偉いだと思います。
映画検定テキストをよく読んでおけば、合格は出来ると思いますが・・・。
>ラッセルが登場したとき、私の周囲の何人かの方は「うっ」と息を呑んだ気配がしたような。気のせいかな?(笑)
まあ、皆様もそうでしたね。私も理性を失うほど、ドキドキしましたわ。
5年前に既に某ラッセルファンサイトのBBSに書き込んだけど、ラッセル扮したアンディはマーティンの家政婦セリアの家に入ってソファーに座って明かりをつけたら、マーティンの写真だらけで居心地が悪くなり、そして怒りをこみ上げるところが本当に最高の演技だと思いました。後でその感想を再びにアップさせていただきます。
投稿者: ペコ管理人 | 2006年10月15日 07:47