『父親たちの星条旗』
おそらく今年度オスカー賞最有力候補であろう作品である(あくまでも私の独断だが・・・)。あの有名な硫黄島の山の上に星条旗を立て揚げる男たちの事実の物語である。
昔、テレビでジョン・ウェイン主演『硫黄島の砂』のラストシーンで星条旗を揚がるところに感動してたが、あれは“やらせ”だった事実は少し前から知ってたが、詳しいことは知らなかった。(おまけ、スピルバーグ製作&脚本の『ポルダー・ガイスト』の中で、テレビ画面に番組の終わりに国歌が流れる星条旗を揚がる彫刻像の映像が印象的だった。)
出演にはやはりドリームワークス製作だけであってか、戦争もの専門(!?)俳優ばかりだ。『クリムゾン・タイド』『白い嵐』で水兵服によく似合うライアン・フィリップ(童顔だが、既に“カカア天下”(失礼!)と思われるオスカー女優リース・ウィザースプーンとの間の二児を持つ父親なんだ!)、ラッセル・クロウと共演した『ミステリー,アラスカ』(日本未公開DVD発売アリ)ニコラス・ケイジと共演した『ウィンドトーカーズ』で軍服似合うセクシーなネイティブ・アメリカンであるアダム・ビーチ、『プライベート・ライアン』『ワンス・エンド・フォーエバー』で名優クリストファー・ウォーケンの再来というべきバリー・ペッパー、『リトル・ダンサー』で英国アカデミー賞などの賞を総なめした天才子役だったジェイミー・ベル(やはり『デス・フロント』という映画は第1次世界大戦下の少年兵として出てる!)など、ジョン・ポルソン監督作品『プール』で注目されてるジェシー・ブラッドフォード、リチャード・ドナー監督作品『タイムライン』で金髪二枚目なポール・ウォーカーなど、若手スターばかりだ。
やっとライアン・フィリップはこれで大役をこなしたかと思ったが、これもまた毎度御馴染みの群衆劇だ(汗)・・・・。それよりも光っていたのはやはりアダム・ビーチだ。
最後まで涙が止まらなくて、重みのあるテーマだ。本当にクリスト・イーストウッド監督らしい作品だ。


