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2006年02月05日

『ホテル・ルワンダ』

2004年度米国アカデミー賞主演男優賞・助演女優賞・脚本賞ノミネートされた秀作だ。『ミッション・トゥ・マーズ』『トラフィック』の脇役を印象的に演じたドン・チードルが初めて主演した作品でもある。映画パンフのUSAトゥデイ誌のコメントでは「アフリカ版『シンドラーのリスト』だ」となってるが、正にそのものだ。実際には「アフリカのシンドラー」と呼ばれてる。本来なら日本公開は難しいはずだったが、日本の若者たちがネット署名運動で見事に日本公開を実現できた奇跡的な映画でもある。幸いにも近所のシネコンで緊急公開されることになり、さっそく観にいったのだ。オスカー狙いみたいな野心的な『ミュンヘン』なんかよりもずっと心に響くのだ。観終わっても余韻が残る。1994年におきたルワンダの民族紛争の中で1200人以上もする難民を自分の勤めるホテルに匿い、命を救ったのだ。しかも白人ではなくルワンダ人によるのだ。涙が止まらない。素晴らしい!!!おまけに『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされてる旬な男ホアキン・フェニックスが脇をかたまってるのだから、美味しい映画だ。それにしてもひげ面がよく似合ってとてもハンサムだわ。

『ミュンヘン』

1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエル人選手11人が殺された事件で報復する刺客たちの物語だ。最近スピルバーグ監督のマイノリティ・リポート』『宇宙戦争』(トム・クルーズの出しゃばりのせいでマンネリ化の原因かも)『ターミナル』(これもマンネリ化)のような駄作が続いたが、久々の秀作だ。やっぱり“大人”になってしまった監督には娯楽映画をもう作れないかと勝手ながら思ってしまう。『ブライベート・ライアン』の冒頭の戦闘シーンでは今までにない新しい撮影方法がのちに色々な映画に強く影響を与えたようだが(リドリー・スコット監督作品『グラディエーター』や韓国映画『ブラザー・フッド』や邦画『男たちの大和』などの戦闘シーン)、今回はわざとか無意識か知らないが、ほとんどコッポラ監督の全盛時代の作品群の撮影方法や構成とそっくりだ!!!だからアカデミー賞ノミネートされるとは疑問だと言いたいぐらいだ。おまけにスピルバーグ作品には欠かさない字幕翻訳は○田奈津子氏だったが、今回は珍しくも松浦美奈氏(うれしい!!だから眠くならないのだ)

★★以下ネタバレ注意★★まだご覧になってない方は読まないでください。

<『ミュンヘン』とコッポラ監督の全盛期作品群の類似点>

情報源“ルイ”の家=『地獄の黙示録完全版』のフランスの家

主人公エリック・バナが報復する依頼を受ける=『地獄の黙示録』の主人公マーティン・シーンがマーロン・ブランドを殺すようにと依頼を受ける

刺客たちの仕事シーン=『カンバセーション…盗聴…』のジーン・ハックマンの仕事シーン

爆弾製造中と同時の部屋の爆弾の探しの緊張シーン=『ゴッドファーザー』のアル・パチーノが甥の名付け親を務めると同時の敵への報復シーン

他にも『パリは燃えているか』(これもコッポラが脚本を担当した!)などのコッポラの関わった映画のシーンとそっくりだ。

私の写真


グリーンランドのラッセル氷河

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館の前にて

映画『シンデレラマン』 アイスランド首都レイキャビークにある映画館内にて