『親切なクムジャさん』『ヴェニスの商人』
11月12日(土)
★『親切なクムジャさん』
常に世界の映画祭にて賞を多く取ってる韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督の復讐三部作のラスト!NHKにて放映中の韓国ドラマ『官廷女官チャングムの誓い』(もちろん私は嵌ってる!)の主演を演じて大人気のイ・ヨンエの久々の映画主演作でもある。今までの清純なイメージとはガラリ変わり汚れ役を演じながらも完全に清純さが失わなかったのがすごい!パク監督の『JSA』『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』の出演者たち(ソン・ガンホ、ユジテ)がカメオか脇役に総出演し、本当に豪華な映画だ。確かにマンガチックな描写や『オリエント急行殺人事件』などのミステリーや時事のパロディだらけだが、うまくまとまってる。パク監督らしい趣味で、きつい模様した壁紙やワンピースの柄があって素晴らしかった。普通だったら、模様って組み合わせが難しいはずである。けっこうグロいなところがあるので、苦手な方には要注意。
★『ヴェニスの商人』
ハリウッド映画史上初のカラー版映画化である!(信じられない!)演劇バトル漫画『ガラスの仮面』の中にチラッと『ヴェニスの商人』の話が出ており、わが母校の文化祭に上演した英語手話劇でもあって少しだけは知ってたが、詳しいことは知らなかった。大好きな男優(しつこいが)のひとりでもある名優アル・パチーノが演じると聞いて期待が膨らんだ。さらに相手役には英国名優ジェレミー・アイアンズ、そして『恋におちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ(シェイクスピア専門俳優かと言いたくなりそう。)。アル・パチーノ扮したシャイロックの友人役には『グラディエーター』の故オリバー・リードの奴隷商人プロキシモの交渉相手役をちょっとだけ演じて印象残ったアラン・コーデュナー。本来なら喜劇なのに、監督の新解釈とアル・パチーノの役作りによってユダヤ人の悲劇のものになった。なかなか面白かった。特筆べきなのは名優たちに引け取らず対等的にうまく演じきったポーシャ役のリン・コリンズだ。ストーリーを知らなくてもわかりやすくて親しみやすいシェイクスピア映画。



コメント
やっとコメントできる~。ヴェニスの商人見て参りました!アルパチーノよかったです。歴史物の彼は始めて見ましたが、さすがですね。KOHですっかりファンになったジェレミー・アイアンズも期待どおり。リン・コリンズは後半ぐんぐんと良くなりました。映像も綺麗でした。大作に慣れているとちゃっちいなーと思う場面もありましたが、名優の演技でカバー。原作を読まなければと思いました。
投稿者: ゆりぶう | 2005年11月17日 07:14
ゆりぶう様
今晩は!さっそく来てくださってどうもありがとうございます。
>やっとコメントできる~。
つまらないエントリーばかりですみませんでした。
>歴史物の彼は始めて見ましたが、さすがですね。
アル・パチーノは『シー・オブ・ラブ』で映画復帰する前までは舞台でシェイクスピア劇を上演しておりました。昔のショウビズで紹介され、彼のシェイクスピアを見てみたいと思いました。自分の監督した映画『アル・パチーノのリチャードを探して』という映画も歴史物です。
>大作に慣れているとちゃっちいなーと思う場面もありましたが、名優の演技でカバー。
そうと言われてみれば確かに規模が小さいかもしれないが、元々戯曲の為に書かれた物語なので合っていると思います。
投稿者: ペコ管理人 | 2005年11月18日 00:22